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	<title>先生コラム</title>
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	<pubDate>Fri, 02 Jul 2010 07:44:16 +0000</pubDate>
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		<title>年末調整は必ずしも還付ではありません</title>
		<link>http://kosodate.toyama.to/column/archives/45</link>
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		<pubDate>Thu, 29 Oct 2009 09:12:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[油谷　奈津紀先生]]></category>

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		<description><![CDATA[先日第一弾のコラムを書かせてもらったところ、周りの人から「見たよー」などの声をかけてもらい、子育てプラスの認知度の高さを改めて感じました。
その中で、「貯蓄のために節約するというのは理想の形だけど、現実は月々の生活で赤字を出さないようにするために節約してるよ・・・」といった声や、「家計簿付けなくても本当に貯められるの？」と言った声も頂きました。
おっしゃる通り、節約の一番の目的は「現在の家計をうまく回すため」という方もいらっしゃると思います。
このご時勢、なかなか貯蓄どころではないというのも分かります。
ただ、子育てプラスを読んでおられるお母さん方は、これからお子さんの教育費・ご夫婦の老後費・更にはご家庭によっては住宅費といった「人生の３大支出イベント」を控えていらっしゃる方が多いかと思います。
いざ、お子さんを大学に行かせるときになって慌てるのではなく、お子さんにお金のかからない小さいうちからそういった将来を見据えたライフプランを描くためにも、ぜひ「収入ー貯蓄＝支出」「最低でも収入の１割貯蓄」という目安を持って家計運営してみてくださいね。
その際に、どんなに「支出」面で工夫しても赤字となる・・・などといった場合も出てくるかもしれません。
（ちなみに。「貯蓄」が順調な方を除いては、または「収入ー貯蓄＝支出」というスタイルが定着するまでは、家計簿とまではいかなくとも、メモでもいいので月々の費用を把握するほうがいいでしょう）
そんな場合は、「収入」面での工夫、つまり今働いていないお母さんは働くといった変化が必要となることもあ
ると思います。そのときに皆さん心配される、「扶養の範囲」や「保育料と給料との兼ね合い」などと言ったところについてもいずれお話ししていけたらと思っています。
では、今回のテーマです。
今回は、「年末調整」について。
皆さんのご家庭に少しずつ、保険会社などから生命保険料控除などの証明書が届いているかと思います。
以前税理士事務所に勤務していたときにもたまにあったのですが、この証明書、保険会社によっては通常の案内のように封筒に入って、しかも他の書類と一緒に送られるときもあるせいでしょうが、紛失されて再発行してもらったというケースを耳にします。
ですから、まず、１０月くらいから送られてくる保険会社関係の書類は注意して見ておいて下さい。
ではそもそも、年末調整って何のためにするのでしょう。
専門家を対象にした研修でもそれなりの時間を要するものですから、今回は大まかにご説明します。
簡単に言うと、「今年１年間に給与から引かれた所得税を精算するもの」です。
毎月のお給料からは、健康保険、厚生年金などと共に所得税というものが引かれていると思います。
ご存じの通り、これは「国税」、つまり国に払う税金。
この金額、毎月のお給料に基づいて計算されています。
お給料の金額と、扶養（年収１０３万円以下の親族など）の人数に合わせて計算されます。
（当然扶養が多いほうが、引かれる税金は少ないです）
お給料のほかに賞与などをもらったときもこの所得税が引かれます。
そして、基本的には１２月のお給料時に、経理の方などが年末調整の計算をします。
例えば賞与を含めた１年分の給与金額が300万円だったとします。
給与所得者、つまりサラリーマンはこの300万円が収入ですよね。
もしお店を営んでいる方が1年間に同じ300万円の売り上げを出したとしても、こちらの場合は仕入費用やその他色んな経費がこの300万円から引かれて、残った利益に対して税金がかかります。
それに対し、サラリーマンは経費はありません。
それだと不公平だろうということで、給与所得控除額という経費（一定の算式で計算）を引いてもらえます。
先ほどの年収300万円の方だと、108万円。
そして、そこから
・社会保険料控除・・・会社で計算してくれる。ただし、子供の国民年金などを払った場合は会社に言うと年末調整で引いてもらえる
・小規模企業共済等掛金控除
・生命保険料控除
・地震保険料控除
・障害者控除
・寡婦（寡夫）控除
・勤労学生控除
・配偶者控除・・・いわゆる年収103万円以下の妻が対象。38万円引いてもらえる
・配偶者特別控除・・・年収103万円超から年収141万円未満の妻が対象。3万円から38万円引いてもらえる。
・扶養控除・・・年収103万円以下の妻以外の親族などが対象。基本的に38万円。16歳以上23歳未満の親族など、70歳以上の親族などがいる場合は増額。
・基礎控除・・・38万円
といった控除、つまり先ほどの給与300万円－経費108万円＝残り192万円　　からこれらの特典が引かれます。
保険会社から送られる証明書も、この特典を受けるために必要なのです。
そして、これらの特典を引いた金額に税率（５％から最高40％まで）をかけます。
その税率をかけたもの、これを「税額」というのですが、この税額が1年間に給与からとられた「所得税」の合計より多ければ「還付」され、少なければ「徴収」となります。
よく「年末調整なのに還付されなかった！」などという声を聞きますが、年末調整はあくまで1年間の所得税の精算で、必ずしも還付されるわけではないのでご注意を！
サラリーマンの方は基本的にこの「年末調整」だけでいいのですが、医療費をたくさん払ったなどの「特別な支出」があったとき、逆に保険金をもらったなどの「特別な収入」があったときなどは「確定申告」の必要性がでてくる場合があります。
こちらについては、2月以降の手続きですのでまた今後お話ししていこうと思います。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>先日第一弾のコラムを書かせてもらったところ、周りの人から「見たよー」などの声をかけてもらい、子育てプラスの認知度の高さを改めて感じました。</p>
<p>その中で、「貯蓄のために節約するというのは理想の形だけど、現実は月々の生活で赤字を出さないようにするために節約してるよ・・・」といった声や、「家計簿付けなくても本当に貯められるの？」と言った声も頂きました。</p>
<p>おっしゃる通り、節約の一番の目的は「現在の家計をうまく回すため」という方もいらっしゃると思います。<br />
このご時勢、なかなか貯蓄どころではないというのも分かります。</p>
<p>ただ、子育てプラスを読んでおられるお母さん方は、これからお子さんの教育費・ご夫婦の老後費・更にはご家庭によっては住宅費といった「人生の３大支出イベント」を控えていらっしゃる方が多いかと思います。</p>
<p>いざ、お子さんを大学に行かせるときになって慌てるのではなく、お子さんにお金のかからない小さいうちからそういった将来を見据えたライフプランを描くためにも、ぜひ「収入ー貯蓄＝支出」「最低でも収入の１割貯蓄」という目安を持って家計運営してみてくださいね。</p>
<p>その際に、どんなに「支出」面で工夫しても赤字となる・・・などといった場合も出てくるかもしれません。<br />
（ちなみに。「貯蓄」が順調な方を除いては、または「収入ー貯蓄＝支出」というスタイルが定着するまでは、家計簿とまではいかなくとも、メモでもいいので月々の費用を把握するほうがいいでしょう）</p>
<p>そんな場合は、「収入」面での工夫、つまり今働いていないお母さんは働くといった変化が必要となることもあ<br />
ると思います。そのときに皆さん心配される、「扶養の範囲」や「保育料と給料との兼ね合い」などと言ったところについてもいずれお話ししていけたらと思っています。</p>
<p>では、今回のテーマです。<br />
今回は、「年末調整」について。<br />
皆さんのご家庭に少しずつ、保険会社などから生命保険料控除などの証明書が届いているかと思います。<br />
以前税理士事務所に勤務していたときにもたまにあったのですが、この証明書、保険会社によっては通常の案内のように封筒に入って、しかも他の書類と一緒に送られるときもあるせいでしょうが、紛失されて再発行してもらったというケースを耳にします。<br />
ですから、まず、１０月くらいから送られてくる保険会社関係の書類は注意して見ておいて下さい。</p>
<p>ではそもそも、年末調整って何のためにするのでしょう。<br />
専門家を対象にした研修でもそれなりの時間を要するものですから、今回は大まかにご説明します。</p>
<p>簡単に言うと、「今年１年間に給与から引かれた所得税を精算するもの」です。</p>
<p>毎月のお給料からは、健康保険、厚生年金などと共に所得税というものが引かれていると思います。<br />
ご存じの通り、これは「国税」、つまり国に払う税金。</p>
<p>この金額、毎月のお給料に基づいて計算されています。<br />
お給料の金額と、扶養（年収１０３万円以下の親族など）の人数に合わせて計算されます。<br />
（当然扶養が多いほうが、引かれる税金は少ないです）</p>
<p>お給料のほかに賞与などをもらったときもこの所得税が引かれます。</p>
<p>そして、基本的には１２月のお給料時に、経理の方などが年末調整の計算をします。</p>
<p>例えば賞与を含めた１年分の給与金額が300万円だったとします。</p>
<p>給与所得者、つまりサラリーマンはこの300万円が収入ですよね。<br />
もしお店を営んでいる方が1年間に同じ300万円の売り上げを出したとしても、こちらの場合は仕入費用やその他色んな経費がこの300万円から引かれて、残った利益に対して税金がかかります。<br />
それに対し、サラリーマンは経費はありません。<br />
それだと不公平だろうということで、給与所得控除額という経費（一定の算式で計算）を引いてもらえます。<br />
先ほどの年収300万円の方だと、108万円。</p>
<p>そして、そこから<br />
・社会保険料控除・・・会社で計算してくれる。ただし、子供の国民年金などを払った場合は会社に言うと年末調整で引いてもらえる<br />
・小規模企業共済等掛金控除<br />
・生命保険料控除<br />
・地震保険料控除<br />
・障害者控除<br />
・寡婦（寡夫）控除<br />
・勤労学生控除<br />
・配偶者控除・・・いわゆる年収103万円以下の妻が対象。38万円引いてもらえる<br />
・配偶者特別控除・・・年収103万円超から年収141万円未満の妻が対象。3万円から38万円引いてもらえる。<br />
・扶養控除・・・年収103万円以下の妻以外の親族などが対象。基本的に38万円。16歳以上23歳未満の親族など、70歳以上の親族などがいる場合は増額。<br />
・基礎控除・・・38万円</p>
<p>といった控除、つまり先ほどの給与300万円－経費108万円＝残り192万円　　からこれらの特典が引かれます。<br />
保険会社から送られる証明書も、この特典を受けるために必要なのです。</p>
<p>そして、これらの特典を引いた金額に税率（５％から最高40％まで）をかけます。<br />
その税率をかけたもの、これを「税額」というのですが、この税額が1年間に給与からとられた「所得税」の合計より多ければ「還付」され、少なければ「徴収」となります。<br />
よく「年末調整なのに還付されなかった！」などという声を聞きますが、年末調整はあくまで1年間の所得税の精算で、必ずしも還付されるわけではないのでご注意を！</p>
<p>サラリーマンの方は基本的にこの「年末調整」だけでいいのですが、医療費をたくさん払ったなどの「特別な支出」があったとき、逆に保険金をもらったなどの「特別な収入」があったときなどは「確定申告」の必要性がでてくる場合があります。<br />
こちらについては、2月以降の手続きですのでまた今後お話ししていこうと思います。</p>
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		<item>
		<title>授乳と薬について</title>
		<link>http://kosodate.toyama.to/column/archives/37</link>
		<comments>http://kosodate.toyama.to/column/archives/37#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 30 Jul 2008 02:27:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[吉本英生先生]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://kosodate.toyama.to/column/archives/37</guid>
		<description><![CDATA[お久しぶりです、みなさん。済生会高岡病院の吉本です。当院はWHOの認定する赤ちゃんにやさしい病院に認定されており、母乳育児を支援しております。その一環として、院内でもスタッフを対象とした母乳育児の勉強会を定期的に開催しています。先日、その中で母乳育児中の薬物投与について話をしました。おそらくみなさんも興味のある分野だろうなと思いましたので、今回は授乳と薬物についてというタイトルで書かせて頂きます。
　お母さんが摂取した薬剤は、ほとんどの薬剤で母乳に移行します。そのため薬の説明書には「母乳を止めた方が良い」などの注意書きが書かれます。一昔前はこれで終わりだったのですが、母乳育児のメリットが見直された最近では、母乳に移行した薬剤が赤ちゃんに悪影響を及ぼすか？までを考えるようになりました。薬の種類によってはお母さんの血液中よりも母乳中の方が濃度が濃くなってしまう物もありますし、母乳に移行するといってもほんの少量のみの薬剤もあります。また、その薬剤を赤ちゃんが摂取する事で赤ちゃんにどのような影響があるのかを考える事も必要ですし、お母さんが本当にその薬剤を摂取しなければならない状況かを考える事も必要です。
　他にも薬を飲むタイミングと授乳のタイミングを上手く調節する方法もあります。それぞれの薬剤には血液中で最も濃度が濃くなる時間という物があり、また血液中から排出されて行くスピードという物もあります。血液中の濃度が濃い時は母乳に移行する量も増えてしまいます。例えば授乳が終わって赤ちゃんが寝始めたタイミングで薬を飲めば、ほとんどの薬の血液中で最も濃度が濃くなる時間に授乳が重ならなくなります。
　以前は「何かあると怖いから止めておきましょう」という考え方、最近は「授乳を続けるためにはどうすれば良いか」という考え方に変わって来たと思って下さい。薬剤ではありませんが喫煙中の授乳でこんな話があります。以前は喫煙中に授乳なんて言語道断と言っていました。しかし喫煙中のお母さんが母乳育児を行ったグループと、人工乳で育てたグループを比べると、母乳育児を行ったグループの方が赤ちゃんの呼吸関係の病気になる確率が少なかったのです。これは喫煙を推奨する物ではありませんし、可能な限り禁煙に取り組んで欲しいと思いますが、母乳には免疫物質等の有益な物が沢山含まれているので、どんな時でも授乳を続ける事には大きな意味があるのです。
　ほとんどの薬剤が授乳を続けても構わないのですが、一つ一つの薬に関しては膨大な量になるのでここでは書きません。厚労省が管轄する東京の国立成育医療センター内の妊娠と薬情報センターが、現在妊娠中および授乳中の薬剤についての情報提供ならびに情報収集を行っています。授乳中の薬剤に関しては、http://www.ncchd.go.jp/kusuri/junyuu.htmlの授乳と薬についてというサイトから調べる事ができますので利用してみて下さい。
　授乳を止める理由を考えるのではなく、授乳を続ける方法を考える。これが大事な事だと思います。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>お久しぶりです、みなさん。済生会高岡病院の吉本です。当院はWHOの認定する赤ちゃんにやさしい病院に認定されており、母乳育児を支援しております。その一環として、院内でもスタッフを対象とした母乳育児の勉強会を定期的に開催しています。先日、その中で母乳育児中の薬物投与について話をしました。おそらくみなさんも興味のある分野だろうなと思いましたので、今回は授乳と薬物についてというタイトルで書かせて頂きます。</p>
<p>　お母さんが摂取した薬剤は、ほとんどの薬剤で母乳に移行します。そのため薬の説明書には「母乳を止めた方が良い」などの注意書きが書かれます。一昔前はこれで終わりだったのですが、母乳育児のメリットが見直された最近では、母乳に移行した薬剤が赤ちゃんに悪影響を及ぼすか？までを考えるようになりました。薬の種類によってはお母さんの血液中よりも母乳中の方が濃度が濃くなってしまう物もありますし、母乳に移行するといってもほんの少量のみの薬剤もあります。また、その薬剤を赤ちゃんが摂取する事で赤ちゃんにどのような影響があるのかを考える事も必要ですし、お母さんが本当にその薬剤を摂取しなければならない状況かを考える事も必要です。</p>
<p>　他にも薬を飲むタイミングと授乳のタイミングを上手く調節する方法もあります。それぞれの薬剤には血液中で最も濃度が濃くなる時間という物があり、また血液中から排出されて行くスピードという物もあります。血液中の濃度が濃い時は母乳に移行する量も増えてしまいます。例えば授乳が終わって赤ちゃんが寝始めたタイミングで薬を飲めば、ほとんどの薬の血液中で最も濃度が濃くなる時間に授乳が重ならなくなります。</p>
<p>　以前は「何かあると怖いから止めておきましょう」という考え方、最近は「授乳を続けるためにはどうすれば良いか」という考え方に変わって来たと思って下さい。薬剤ではありませんが喫煙中の授乳でこんな話があります。以前は喫煙中に授乳なんて言語道断と言っていました。しかし喫煙中のお母さんが母乳育児を行ったグループと、人工乳で育てたグループを比べると、母乳育児を行ったグループの方が赤ちゃんの呼吸関係の病気になる確率が少なかったのです。これは喫煙を推奨する物ではありませんし、可能な限り禁煙に取り組んで欲しいと思いますが、母乳には免疫物質等の有益な物が沢山含まれているので、どんな時でも授乳を続ける事には大きな意味があるのです。</p>
<p>　ほとんどの薬剤が授乳を続けても構わないのですが、一つ一つの薬に関しては膨大な量になるのでここでは書きません。厚労省が管轄する東京の国立成育医療センター内の妊娠と薬情報センターが、現在妊娠中および授乳中の薬剤についての情報提供ならびに情報収集を行っています。授乳中の薬剤に関しては、http://www.ncchd.go.jp/kusuri/junyuu.htmlの授乳と薬についてというサイトから調べる事ができますので利用してみて下さい。</p>
<p>　授乳を止める理由を考えるのではなく、授乳を続ける方法を考える。これが大事な事だと思います。</p>
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		</item>
		<item>
		<title>子どもをまもるトリプルパワー！！</title>
		<link>http://kosodate.toyama.to/column/archives/35</link>
		<comments>http://kosodate.toyama.to/column/archives/35#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 10 Jun 2008 00:50:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[武田信彦＠うさぎママのパトロール教室]]></category>

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		<description><![CDATA[子どもたちを犯罪や事故からまもりたい！
地域のなかで子どもたちをまもるには、“トリプルパワー”が効果的です！！
トリプルパワーとは、子どものちから、大人のちから、地域のちからの３つの“ちから”のことです。
このトリプルパワーは、子どもを犯罪や事故からまもる強力な“バリア（壁）”になります。
『うさぎママのパトロール教室（www.usagimama.com）』では、このトリプルパワーを中心に防犯や身をまもるコツについてご紹介しています。

≪子どもを守る３つのちから≫
■子どものちから　：　子ども自身がもっている自分をまもるちから
■大人のちから　：　保護者や先生たちなど身近な大人が子どもをまもり、子どもの能力を引き出すちから
■地域のちから　：　学校、警察、行政、ボランティアなど、地域の子どもを見まもるちから

≪子どものちから≫
日本では、子どもたちだけでの通学、また外で遊ぶ機会もおおくあります。
そのような環境のなかで、犯罪や事故に巻き込まれないためにもっとも重要なのは、子どもたち自身の『身をまもる能力』、すなわち『子どものちから』です。キケンを回避する方法、ピンチのときにどう行動するかを覚えておく（練習しておく）ことがもとめられます。
肉体的な“ちから”よりも、すばやい判断や行動、ピンチを切りぬける知恵などの“ちから”がより有効です。
≪大人のちから≫
子どものちからを引き出すには、身近な大人（保護者や先生など）が子どもたちをしっかり守り、身を守るための知識や知恵を教えてあげることが必要です。それが『大人のちから』です。
日ごろから子どもの話を聞いて、子どものまわりの変化や問題に素早く気づくことがポイントです。また、防犯パトロールや講習会などに参加することで、地域の情報や身を守るコツなどを学び、それを子どもたちに伝えてあげることもとても大切です。
≪地域のちから≫
登下校や公園で遊ぶ子どもたちを見守るのが『地域のちから』です。
行政や警察による取り組みをはじめ、ボランティアによる防犯パトロール、学校周辺の安全をまもる活動（スクールガードほか）などさまざまな活動が行われています。
子どもや保護者だけでは解決することができない、大きな課題に取り組むことができる力強い存在です。
≪連携することでパワーアップ！！≫
子どもたちを犯罪や事故などからまもるためには、この３つの“ちから”がそれぞれパワーアップすることと、緊密に連携することがもっとも効果的です。とくに、『情報の共有』はとても重要で、 危険に関する情報などはいち早く共有されることがもとめられます。
保護者のみなさんによるパトロールのコツや、かんたんな身を守る方法など、これから先生コラムでご紹介していきたいと思います！
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>子どもたちを犯罪や事故からまもりたい！<br />
地域のなかで子どもたちをまもるには、“トリプルパワー”が効果的です！！<br />
トリプルパワーとは、子どものちから、大人のちから、地域のちからの３つの“ちから”のことです。<br />
このトリプルパワーは、子どもを犯罪や事故からまもる強力な“バリア（壁）”になります。<br />
『うさぎママのパトロール教室（www.usagimama.com）』では、このトリプルパワーを中心に防犯や身をまもるコツについてご紹介しています。</p>
<p><img src="http://kosodate.toyama.to/column/files/2008/06/sm01.jpg" alt="イメージ" align="right" style="margin-left:10px;"/><br />
<strong>≪子どもを守る３つのちから≫</strong><br />
■子どものちから　：　子ども自身がもっている自分をまもるちから<br />
■大人のちから　：　保護者や先生たちなど身近な大人が子どもをまもり、子どもの能力を引き出すちから<br />
■地域のちから　：　学校、警察、行政、ボランティアなど、地域の子どもを見まもるちから<br />
<br style="clear:both" /><br />
<strong>≪子どものちから≫</strong><br />
日本では、子どもたちだけでの通学、また外で遊ぶ機会もおおくあります。<br />
そのような環境のなかで、犯罪や事故に巻き込まれないためにもっとも重要なのは、子どもたち自身の『身をまもる能力』、すなわち『子どものちから』です。キケンを回避する方法、ピンチのときにどう行動するかを覚えておく（練習しておく）ことがもとめられます。<br />
肉体的な“ちから”よりも、すばやい判断や行動、ピンチを切りぬける知恵などの“ちから”がより有効です。</p>
<h5>≪大人のちから≫</h5>
<p>子どものちからを引き出すには、身近な大人（保護者や先生など）が子どもたちをしっかり守り、身を守るための知識や知恵を教えてあげることが必要です。それが『大人のちから』です。<br />
日ごろから子どもの話を聞いて、子どものまわりの変化や問題に素早く気づくことがポイントです。また、防犯パトロールや講習会などに参加することで、地域の情報や身を守るコツなどを学び、それを子どもたちに伝えてあげることもとても大切です。</p>
<h5>≪地域のちから≫</h5>
<p>登下校や公園で遊ぶ子どもたちを見守るのが『地域のちから』です。<br />
行政や警察による取り組みをはじめ、ボランティアによる防犯パトロール、学校周辺の安全をまもる活動（スクールガードほか）などさまざまな活動が行われています。<br />
子どもや保護者だけでは解決することができない、大きな課題に取り組むことができる力強い存在です。</p>
<h5>≪連携することでパワーアップ！！≫</h5>
<p>子どもたちを犯罪や事故などからまもるためには、この３つの“ちから”がそれぞれパワーアップすることと、緊密に連携することがもっとも効果的です。とくに、『情報の共有』はとても重要で、 危険に関する情報などはいち早く共有されることがもとめられます。</p>
<p>保護者のみなさんによるパトロールのコツや、かんたんな身を守る方法など、これから先生コラムでご紹介していきたいと思います！</p>
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		</item>
		<item>
		<title>雪遊び・かんじき合宿</title>
		<link>http://kosodate.toyama.to/column/archives/28</link>
		<comments>http://kosodate.toyama.to/column/archives/28#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 12 Mar 2008 07:22:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[皿回し先生・早川たかしのわんぱく・やんちゃ子育て宣言]]></category>

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		<description><![CDATA[

「かんじき」って知ってますか
　今年も平地では雪が少なく　かまくらや雪だるま作りなどの本格的な雪遊びをすることができませんでした。標高４００メートルに位置する「子どもイタズラ村」では、１，５㍍を超す積雪があり、家屋・遊酔亭はすっぽり雪につつまれました。この合宿は「かんじき合宿」と名付けられていました。みなさんかんじきを知っていますか。知らない方の方がが多いと思います。写真①にあるように長靴のしたに（付ける）履くものです。それを履くと長靴が深い雪の中に沈まないで、雪の上にしっかり二本足で立つことができるのです。ですから、それを履けば雪がたくさんつもった日に雪すかしをしなくても道路まで歩くことができます。雪深い山に登ってウサギやタヌキの狩りができます。捕まえたウサギは村人の大切な動物性のタンパク源になったそうです。そんな具合で、かんじきは村の生活になくてはならない生活道具でした。構造は簡単ですが今ではそれを作る人も少なく、高価な（５，５００円）ものです。山里の人ですら　もう履かないことのほうが多いと言われ、もう民芸品とでも言った方が良いかもしれません。さて、かんじきの説明が長くなりましたのでこれくらいにします。

お父さんがかまくら作りに夢中
　さて、２月９日（土）１２時に１７人が親子合宿に参加しました。一番年下は２才のメグミ、４才チハル、６才のアキノブ３人のお母さんのユウコさん。７才タツキと母さんのさとみさん、お父さんのタツヤさん。１２才のお姉さんカナコとその弟の８才コウタロウ、お父さんは夜のみ参加だった。９才のカズキ、１０才のケイタ、１１才のユウキは一人で参加。
子ども９人保護者３人スタッフ５人の合宿です。昼ご飯を済ませた頃に、婦負森林組合長の北山虎雄さんにかんじきを履く指導をしてもらうことになっていました。一本のヒモを長靴にうまく縛り付けると、かんじきが履けたことにまります。深い雪の上を長靴で歩くと、「こぼっ」て長靴が雪に埋もれて歩けません。それどころか、靴の中に雪が入ります。ですから、履いた子どもたちは北山さんの指導でゆっくり雪を踏みしめ歩き出しました。急いで歩こうとすると、足と足がもつれ合ったり、からまってまるで倒れてしまいます。ですから、子どもたちは「赤ちゃんにもどった」みたいにゆっくり雪の上の「行軍」をしはじめました。
　イタズラ村のある山里は、野積川で形成された小さなＶ字谷の集落です。田んぼや畑や道は急斜面に作られ坂や崖が少し歩けばどこにでもあります。子どもたちはビニール製ソリを持って滑ることに余念がありません。３０分もすると北山さんは役目を終えていつの間にか姿を消していました。　子どもたちがソリで遊んでいる間、今回ただ一人、お父さんが参加していました。仕事は銀行マンということでしたが、かまくら作りにはまってしまいました。私と斉藤君（男性スタッフ）が手助けし高さ約２㍍巾２㍍×奥行き２㍍のしっかりしたものが４時間で出来上がりました。大人の作ったかまくらに子どもたちはまるで自分が全部作ったような顔をして入ってきます。お父さんはぐったり顔ですが、子どもたちの前ではちょっぴり自慢顔です。食事が終わって８時頃、かまくらにろうそくの火をともしました。かまくらにいくつかの小さな穴を作りそこにもろうそくをともしました。星あかりだけの夜空をバックになかなか幻想的な感じです。若いスタッフ達と子どもたちがその中に入り「宴会」がはじまりました。時々お母さんやお父さんもその仲間に加わっていました。

かんじきで雪山登り
　次の日の午前１０時、私たちはイタズラ村のある集落からもう少し上にある「赤石」という集落へ出発しました。そこには沼田さとしさんという友人が一家４人で住んでいます。家の裏はもう急峻な８００㍍級の山につながっています。雪の深さは２㍍以上はゆうにあります。かんじきをはいてこの山に登ることにしました。一面の銀雪です。沼田さんちの小学生の姉妹が道案内をしてくれることになりました。さすがにかんじきを履くとごぼりません。雪原に何かの足跡を見つけました。姉さんの響ちゃんがタヌキとウサギの足跡をそれぞれ教えてくれました。小さな掘っ立て小屋がありました。つららが下がっていました。私がとってなめるとみんな真似しました。雪になれてきた子どもたちは梢に積もった雪を落として誰かに掛けたり、雪庇（せっぴ）があるところから下に飛び込んだり、坂をころがったり。もちろん雪合戦も。パウダースノーをかけ合うと、子どももまつげにに白いものが付いて老人になってしまいます。１５人がそれぞれの戯れ方をして遊んでいます。まるで子犬がじゃれつきながら遊んでいるかのようです。遊ぶには道具もなにも要るらないのです。それでも遊べるのです。沼田さんの奥さんが熱い番茶と干し芋（千葉県産）を差し入れてくれました。凍空に太陽の光りががさし込んで青空が見えはじめました。干し芋の素朴な味をかみしめながらのお茶は最高でした。自然ていうのは、こんなにも人に幸せを与えてくれるのだなと改めて感じさせてくれました。

たかしの雪の想い出
　私（５７才）が小学生の子どもだった時代はもう半世紀前となってしまった。平野部でも２㍍の積雪になる豪雪の年があった。冬は子どもにとって自然の厳しさも教えてくれたが、豊かな遊びも与えてくれた。豪雪の年には、３月になっても５０㌢ばかりの宿雪があった。その雪が夜間の冷え込みで、雪が固く凍って辺り一面「堅雪」になります。宮沢賢治の物語「雪渡り」の風景です。「雪がすっかり凍って大理石よりも固くなり」、「いつもは歩けない黍の畑の中でも、すすきで一杯だった野原の上でも、すきな方へどこ迄も行けるのです。平らなことは　まるで１枚の板です。」と、そんな感じです。子どもが乗ってもごぼることなくどこへでも歩いて行くことができまた。学校へ行くのに道路を歩かなくても畑の上や隣の家の敷地を歩いて行けるのです。いつもは決められた道を歩かなくては行けないのにこの時ばかりは、自分が歩くところが道になりますし、道にできます。土を踏まないで、まるで空を歩いてでもいるような空想的な気分になります。子どもの頃の呉羽町はもう町でしたから、家も多く賢治の童話に出てくる子狐の「紺三郎」と出会うことはありませんでした。でも「赤石」だったら今でもきっと紺三郎と出会えると思うのです。
　こう考えて来ると、かまくらも雪渡りも雪だるまも厳しい自然の中で人が生きるために、自然を「敵」としてだけ付き合うのではなく、仲良くするためにやったことかもしれません。そうでなくては人は生きることができなかったのでしょう。
　現代私たちが「遊び」という時、「消費＝お金」がつきまといます。スキーもスキー場で遊べば格好良く滑ることに限定されます。でも、それはもう遊びではないのです。遊びは本来地球の上で自然とどう生きるかといったような、哲学的な問いを私たちに課しているような気がします。

あそびは哲学？
　合宿が終わってすぐ参加したお母さんからＦＡＸが届きました。
「すごく楽しかったです。早川先生、スタッフの皆さんがご飯を用意され、なにも家事をせず、遊ぶだけの２日間何とありがたいことか。その半面真剣に遊ぶことの難しさも感じた日でした。今回主人は巨大かまくらを一人で掘り、爽快だったそうです。（略）夜、囲炉裏を囲んで　先生達といろいろ話、時には凍てつく寒さの外に出て星空を見て、空がこんなに近くに感じたのはすごく久しぶりで、自分はこんなにちっぽけだけど、これらの星に見守られて生きているんだと気づかされました。二日目のかんじき歩きで山やまの景色を見ながら、お茶をのんでいたときも、今この瞬間を生きているんだなとしみじみ感じました。本当に気付きの多かった二日間でした。」
　子育てに悩んで一家三人で遊びに来たお母さんもやっぱり哲学していました。子どもイタズラ村での遊びは偉大です。？？？？？？？？
　合宿にはいろんな「課題」をかかえた子どもがやってきます。学校へ行ってない子、発達障害と呼ばれる子、など。保護者もろりいろです。子育てに自信のないお母さんもいれば、「こんなところへきて　時々しっかり子どもを意識的に育てないと、現代の子育てはうまくいかない」というお父さんもきます。でも、ここでは、何しろとことん遊ぶだけです。

]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img align="right" src="http://kosodate.toyama.to/column/files/2008/03/kanjiki3.jpg" /></p>
<div style="font-size: 15px;line-height:1.5em">
<strong><font color="#333399">「かんじき」って知ってますか</font></strong><br />
　今年も平地では雪が少なく　かまくらや雪だるま作りなどの本格的な雪遊びをすることができませんでした。標高４００メートルに位置する「子どもイタズラ村」では、１，５㍍を超す積雪があり、家屋・遊酔亭はすっぽり雪につつまれました。この合宿は「かんじき合宿」と名付けられていました。みなさんかんじきを知っていますか。知らない方の方がが多いと思います。写真①にあるように長靴のしたに（付ける）履くものです。それを履くと長靴が深い雪の中に沈まないで、雪の上にしっかり二本足で立つことができるのです。ですから、それを履けば雪がたくさんつもった日に雪すかしをしなくても道路まで歩くことができます。雪深い山に登ってウサギやタヌキの狩りができます。捕まえたウサギは村人の大切な動物性のタンパク源になったそうです。そんな具合で、かんじきは村の生活になくてはならない生活道具でした。構造は簡単ですが今ではそれを作る人も少なく、高価な（５，５００円）ものです。山里の人ですら　もう履かないことのほうが多いと言われ、もう民芸品とでも言った方が良いかもしれません。さて、かんじきの説明が長くなりましたのでこれくらいにします。<br />
<br />
<strong><font color="#333399">お父さんがかまくら作りに夢中</font></strong><br />
　さて、２月９日（土）１２時に１７人が親子合宿に参加しました。一番年下は２才のメグミ、４才チハル、６才のアキノブ３人のお母さんのユウコさん。７才タツキと母さんのさとみさん、お父さんのタツヤさん。１２才のお姉さんカナコとその弟の８才コウタロウ、お父さんは夜のみ参加だった。９才のカズキ、１０才のケイタ、１１才のユウキは一人で参加。<br />
子ども９人保護者３人スタッフ５人の合宿です。昼ご飯を済ませた頃に、婦負森林組合長の北山虎雄さんにかんじきを履く指導をしてもらうことになっていました。一本のヒモを長靴にうまく縛り付けると、かんじきが履けたことにまります。深い雪の上を長靴で歩くと、「こぼっ」て長靴が雪に埋もれて歩けません。それどころか、靴の中に雪が入ります。ですから、履いた子どもたちは北山さんの指導でゆっくり雪を踏みしめ歩き出しました。急いで歩こうとすると、足と足がもつれ合ったり、からまってまるで倒れてしまいます。ですから、子どもたちは「赤ちゃんにもどった」みたいにゆっくり雪の上の「行軍」をしはじめました。<br />
　イタズラ村のある山里は、野積川で形成された小さなＶ字谷の集落です。田んぼや畑や道は急斜面に作られ坂や崖が少し歩けばどこにでもあります。子どもたちはビニール製ソリを持って滑ることに余念がありません。３０分もすると北山さんは役目を終えていつの間にか姿を消していました。　子どもたちがソリで遊んでいる間、今回ただ一人、お父さんが参加していました。仕事は銀行マンということでしたが、かまくら作りにはまってしまいました。私と斉藤君（男性スタッフ）が手助けし高さ約２㍍巾２㍍×奥行き２㍍のしっかりしたものが４時間で出来上がりました。大人の作ったかまくらに子どもたちはまるで自分が全部作ったような顔をして入ってきます。お父さんはぐったり顔ですが、子どもたちの前ではちょっぴり自慢顔です。食事が終わって８時頃、かまくらにろうそくの火をともしました。かまくらにいくつかの小さな穴を作りそこにもろうそくをともしました。星あかりだけの夜空をバックになかなか幻想的な感じです。若いスタッフ達と子どもたちがその中に入り「宴会」がはじまりました。時々お母さんやお父さんもその仲間に加わっていました。<br />
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<strong><font color="#333399">かんじきで雪山登り</font></strong><br />
　次の日の午前１０時、私たちはイタズラ村のある集落からもう少し上にある「赤石」という集落へ出発しました。そこには沼田さとしさんという友人が一家４人で住んでいます。家の裏はもう急峻な８００㍍級の山につながっています。雪の深さは２㍍以上はゆうにあります。かんじきをはいてこの山に登ることにしました。一面の銀雪です。沼田さんちの小学生の姉妹が道案内をしてくれることになりました。さすがにかんじきを履くとごぼりません。雪原に何かの足跡を見つけました。姉さんの響ちゃんがタヌキとウサギの足跡をそれぞれ教えてくれました。小さな掘っ立て小屋がありました。つららが下がっていました。私がとってなめるとみんな真似しました。雪になれてきた子どもたちは梢に積もった雪を落として誰かに掛けたり、雪庇（せっぴ）があるところから下に飛び込んだり、坂をころがったり。もちろん雪合戦も。パウダースノーをかけ合うと、子どももまつげにに白いものが付いて老人になってしまいます。１５人がそれぞれの戯れ方をして遊んでいます。まるで子犬がじゃれつきながら遊んでいるかのようです。遊ぶには道具もなにも要るらないのです。それでも遊べるのです。沼田さんの奥さんが熱い番茶と干し芋（千葉県産）を差し入れてくれました。凍空に太陽の光りががさし込んで青空が見えはじめました。干し芋の素朴な味をかみしめながらのお茶は最高でした。自然ていうのは、こんなにも人に幸せを与えてくれるのだなと改めて感じさせてくれました。<br />
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<strong><font color="#333399">たかしの雪の想い出</font></strong><br />
　私（５７才）が小学生の子どもだった時代はもう半世紀前となってしまった。平野部でも２㍍の積雪になる豪雪の年があった。冬は子どもにとって自然の厳しさも教えてくれたが、豊かな遊びも与えてくれた。豪雪の年には、３月になっても５０㌢ばかりの宿雪があった。その雪が夜間の冷え込みで、雪が固く凍って辺り一面「堅雪」になります。宮沢賢治の物語「雪渡り」の風景です。「雪がすっかり凍って大理石よりも固くなり」、「いつもは歩けない黍の畑の中でも、すすきで一杯だった野原の上でも、すきな方へどこ迄も行けるのです。平らなことは　まるで１枚の板です。」と、そんな感じです。子どもが乗ってもごぼることなくどこへでも歩いて行くことができまた。学校へ行くのに道路を歩かなくても畑の上や隣の家の敷地を歩いて行けるのです。いつもは決められた道を歩かなくては行けないのにこの時ばかりは、自分が歩くところが道になりますし、道にできます。土を踏まないで、まるで空を歩いてでもいるような空想的な気分になります。子どもの頃の呉羽町はもう町でしたから、家も多く賢治の童話に出てくる子狐の「紺三郎」と出会うことはありませんでした。でも「赤石」だったら今でもきっと紺三郎と出会えると思うのです。<br />
　こう考えて来ると、かまくらも雪渡りも雪だるまも厳しい自然の中で人が生きるために、自然を「敵」としてだけ付き合うのではなく、仲良くするためにやったことかもしれません。そうでなくては人は生きることができなかったのでしょう。<br />
　現代私たちが「遊び」という時、「消費＝お金」がつきまといます。スキーもスキー場で遊べば格好良く滑ることに限定されます。でも、それはもう遊びではないのです。遊びは本来地球の上で自然とどう生きるかといったような、哲学的な問いを私たちに課しているような気がします。<br />
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<strong><font color="#333399">あそびは哲学？</font></strong><br />
　合宿が終わってすぐ参加したお母さんからＦＡＸが届きました。<br />
「すごく楽しかったです。早川先生、スタッフの皆さんがご飯を用意され、なにも家事をせず、遊ぶだけの２日間何とありがたいことか。その半面真剣に遊ぶことの難しさも感じた日でした。今回主人は巨大かまくらを一人で掘り、爽快だったそうです。（略）夜、囲炉裏を囲んで　先生達といろいろ話、時には凍てつく寒さの外に出て星空を見て、空がこんなに近くに感じたのはすごく久しぶりで、自分はこんなにちっぽけだけど、これらの星に見守られて生きているんだと気づかされました。二日目のかんじき歩きで山やまの景色を見ながら、お茶をのんでいたときも、今この瞬間を生きているんだなとしみじみ感じました。本当に気付きの多かった二日間でした。」<br />
　子育てに悩んで一家三人で遊びに来たお母さんもやっぱり哲学していました。子どもイタズラ村での遊びは偉大です。？？？？？？？？<br />
　合宿にはいろんな「課題」をかかえた子どもがやってきます。学校へ行ってない子、発達障害と呼ばれる子、など。保護者もろりいろです。子育てに自信のないお母さんもいれば、「こんなところへきて　時々しっかり子どもを意識的に育てないと、現代の子育てはうまくいかない」というお父さんもきます。でも、ここでは、何しろとことん遊ぶだけです。
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		<title>お産の安全性について</title>
		<link>http://kosodate.toyama.to/column/archives/27</link>
		<comments>http://kosodate.toyama.to/column/archives/27#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 12 Mar 2008 06:53:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[吉本英生先生]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://kosodate.toyama.to/column/archives/27</guid>
		<description><![CDATA[
ご存知の方や参加された方もおられるかもしれませんが、平成20年3月8日の午後に富山県教育文化会館で「お産の安全性について」というタイトルで市民公開講座がありました。日本産婦人科学会富山地方部会と富山県産婦人科医会が主催して、富山大学附属病院の塩崎先生、富山県立中央病院の中島先生、東京の国立成育医療センターの久保先生からの話がありました。タイトルは「お産の安全性について」でしたが、内容は「お産の危険性について」でした。国立成育医療センターは厚生労働省の管轄する病院であるため、厚生労働省が関与した調査結果なども多数含まれていました。その中で触れられた大事な事として、一般のみなさんがお産の危険性を忘れてしまった現在、我々産婦人科医の仕事の一つとして、この危険性をみなさんに啓蒙していかなければならない事が取り上げられました。私も一人の産婦人科医として、この場をお借りして「お産の危険性について」を久保先生の受け売りでみなさんにお伝えします。
　日本の2001年の妊産婦死亡率は出生10万人に対して6.5人でした。2000年の新生児死亡率は出生1000人に対して1.8人でした。どう思われますか？多いと感じるでしょうか、少ないと感じるでしょうか？世界各国と比較すると、妊産婦死亡率はベスト3に入り、新生児死亡率は世界のトップです。ちなみに妊産婦死亡率の世界平均は、出生10万人に対して400人です。日本なんだからそれぐらい当たり前だと思われますか？約50年前を見てみると、1950年の妊産婦死亡率は出生10万人に対して176.1人で、1947年の新生児死亡率は出生1000人に対して31.4人だったのです。もう少し最近でも、1980年の妊産婦死亡率は出生10万人に対して20.5人、新生児死亡率は出生1000人に対して4.9人です。本当にここ最近になって、やっとお産が安全になって来たのです。

ここで厚生労働省の調査結果ですが、妊産婦死亡だけではなくて、母体の救命を目的に緊急搬送されたり、出産後に集中治療室で管理されたりした超ハイリスク妊産婦の割合を調べると出生10万人に対して400人だったのです。先程の妊産婦死亡率の世界平均と同じ数字なのです。これが何を意味しているかと言うと、10万人の人がお産をすると400人の方が死に直面するものの、その中の393.5人は何とか一命を取り留めているけど、残念ながら6.5人は亡くなられていると言う事です。マスコミで取り上げられてみなさんが目にするのは、この6.5人の方々で、一命を取り留めた393.5人に対する医師の努力はほとんどの方が知らない事なのです。この様な認識は医師を目指す若者達の中にもあり、産婦人科医や小児科医の減少という事態が引き起こされています。正直、現在の日本の妊娠・出産を取り巻く医療環境は限界に来ています。先程までお示しした世界に誇れる日本の妊産婦死亡率や新生児死亡率が今後悪くなっていく可能性が十分あるという事です。
　かなり怖い話になってしまいました。そんな怖いお産なら止めた方が良いと思われる方もおられるかもしれませんが、10万人に対して6.5人の死亡というのは交通事故死と同率なのです。この数字を聞いて車の運転を止める方はいないですよね？今回、我々がみなさんにお伝えしたいのは、妊婦の250人に1人が、赤ちゃんの30人に1人が死に直面しているけれど、そのほとんどの方の命を救っている医療体制が崩壊の危険にあるという事です。我々医療関係者だけが訴えても政治は動きません。今の医療体制を維持、向上していくためには政治を動かす一般国民のみなさんの認識と声が必要なのです。みなさんがお産の危険性について知る事が、今後のお産の安全性に繋がるからこそみなさんへの啓蒙が必要であり、タイトルが「お産の安全性について」なのです。難しく、聞きたくない話だったかもしれませんが、少しでも多くの方々にご理解いただける事を心から願っております。最後までお読みいただきありがとうございました。

]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div style="font-size:15px;line-height:1.5em">
ご存知の方や参加された方もおられるかもしれませんが、平成20年3月8日の午後に富山県教育文化会館で「お産の安全性について」というタイトルで市民公開講座がありました。日本産婦人科学会富山地方部会と富山県産婦人科医会が主催して、富山大学附属病院の塩崎先生、富山県立中央病院の中島先生、東京の国立成育医療センターの久保先生からの話がありました。タイトルは「お産の安全性について」でしたが、内容は「お産の危険性について」でした。国立成育医療センターは厚生労働省の管轄する病院であるため、厚生労働省が関与した調査結果なども多数含まれていました。その中で触れられた大事な事として、一般のみなさんがお産の危険性を忘れてしまった現在、我々産婦人科医の仕事の一つとして、この危険性をみなさんに啓蒙していかなければならない事が取り上げられました。私も一人の産婦人科医として、この場をお借りして「お産の危険性について」を久保先生の受け売りでみなさんにお伝えします。</p>
<p>　日本の2001年の妊産婦死亡率は出生10万人に対して6.5人でした。2000年の新生児死亡率は出生1000人に対して1.8人でした。どう思われますか？多いと感じるでしょうか、少ないと感じるでしょうか？世界各国と比較すると、妊産婦死亡率はベスト3に入り、新生児死亡率は世界のトップです。ちなみに妊産婦死亡率の世界平均は、出生10万人に対して400人です。日本なんだからそれぐらい当たり前だと思われますか？約50年前を見てみると、1950年の妊産婦死亡率は出生10万人に対して176.1人で、1947年の新生児死亡率は出生1000人に対して31.4人だったのです。もう少し最近でも、1980年の妊産婦死亡率は出生10万人に対して20.5人、新生児死亡率は出生1000人に対して4.9人です。本当にここ最近になって、やっとお産が安全になって来たのです。</p>
<p><img align="right" src="http://kosodate.toyama.to/column/files/2008/03/safety.gif" /><br />
ここで厚生労働省の調査結果ですが、妊産婦死亡だけではなくて、母体の救命を目的に緊急搬送されたり、出産後に集中治療室で管理されたりした超ハイリスク妊産婦の割合を調べると出生10万人に対して400人だったのです。先程の妊産婦死亡率の世界平均と同じ数字なのです。これが何を意味しているかと言うと、10万人の人がお産をすると400人の方が死に直面するものの、その中の393.5人は何とか一命を取り留めているけど、残念ながら6.5人は亡くなられていると言う事です。マスコミで取り上げられてみなさんが目にするのは、この6.5人の方々で、一命を取り留めた393.5人に対する医師の努力はほとんどの方が知らない事なのです。この様な認識は医師を目指す若者達の中にもあり、産婦人科医や小児科医の減少という事態が引き起こされています。正直、現在の日本の妊娠・出産を取り巻く医療環境は限界に来ています。先程までお示しした世界に誇れる日本の妊産婦死亡率や新生児死亡率が今後悪くなっていく可能性が十分あるという事です。</p>
<p>　かなり怖い話になってしまいました。そんな怖いお産なら止めた方が良いと思われる方もおられるかもしれませんが、10万人に対して6.5人の死亡というのは交通事故死と同率なのです。この数字を聞いて車の運転を止める方はいないですよね？今回、我々がみなさんにお伝えしたいのは、妊婦の250人に1人が、赤ちゃんの30人に1人が死に直面しているけれど、そのほとんどの方の命を救っている医療体制が崩壊の危険にあるという事です。我々医療関係者だけが訴えても政治は動きません。今の医療体制を維持、向上していくためには政治を動かす一般国民のみなさんの認識と声が必要なのです。みなさんがお産の危険性について知る事が、今後のお産の安全性に繋がるからこそみなさんへの啓蒙が必要であり、タイトルが「お産の安全性について」なのです。難しく、聞きたくない話だったかもしれませんが、少しでも多くの方々にご理解いただける事を心から願っております。最後までお読みいただきありがとうございました。
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		<title>不妊症</title>
		<link>http://kosodate.toyama.to/column/archives/21</link>
		<comments>http://kosodate.toyama.to/column/archives/21#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 25 Feb 2008 02:23:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[吉本英生先生]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://kosodate.toyama.to/column/archives/21</guid>
		<description><![CDATA[
みなさん、お久しぶりです。年明けから忙しくしており、年末の皆様のランキングにお答えするのが遅くなりました。今回はその中から「不妊症治療」を取り上げてみたいと思います。ただ、不妊症治療を語るには、不妊症についてある程度ご理解して頂かないと難しいので、今回は「不妊症」というタイトルでお話します。
まずは不妊症とは？一応、世界産婦人科連合というところの定義が有名なのですが、｢生殖期に達した男女が結婚後正常な性生活を送り、特別な避妊をすることなく2年経過しても妊娠しない場合｣とされています。しかし日本生殖医療学会（数年前までの不妊学会です）の生殖医療ガイドライン2007を調べてみると、定義についてはまったく触れられておりません。実際、最近では結婚までの年数が長い方もおられるので、細かい定義を考えることは少なくなっており、皆さんの「妊娠したい」という希望があれば不妊治療が始まるというのが現状だと思います。
外来で皆さんとお話していると、妊娠しても流産してしまう不育症と混同してしまっている方がおられます。不妊症はあくまでも妊娠しない病態であることを再確認して、これからのお話を読んでください。
一般的に不妊症の夫婦の頻度は約10組に1組と報告されています。平成9年に厚生省が行った調査では、男性因子が25.9%、女性因子が65.3%（これらの方の約12%が男女ともに原因がありました）、機能性不妊（原因不明不妊）が21.5%であったと報告されています。これらの原因の詳細を先の生殖医療ガイドライン2007の目次に沿って、少しでも見やすいように表のような形で説明していきます。

排卵因子

視床下部・下垂体性排卵障害：脳からのホルモン分泌の障害です。
卵巣性排卵障害：ホルモンに対する卵巣の感受性の障害です。
乳汁漏出症：乳汁を産生するプロラクチンというホルモンが異常分泌された状態です。
多嚢胞性卵巣症候群：様々な原因により卵巣に沢山の卵胞が存在し、ホルモンの異常が起こった状態です。
黄体機能不全：卵巣内の黄体からのホルモンの分泌の障害です。

卵管因子

卵管閉塞・卵管周囲癒着：卵管内もしくは卵管周囲の病変によって起こった卵管の通過障害です。卵子が子宮までたどり着けません。
子宮内膜症：卵管周囲癒着の原因となるほかに、内膜症の細胞自体が妊娠を妨げているといわれています。
クラミジア感染症：性行為感染する病気で、卵管閉塞・卵管周囲癒着の原因となります。

着床因子

子宮因子：子宮筋腫などの理由で子宮の中の形が歪になり、受精卵が子宮内に着床するのを妨げます。
免疫因子：女性の自分自身の免疫が、着床の邪魔をすることがあります。

男性因子

精巣機能障害：精巣の異常またはホルモンの異常で精子を産生できない状態です。
精索静脈瘤：陰嚢内の血管の異常が原因で、精子の産生障害が起こります。
閉塞性無精子症：精子の通り道の閉塞により射精ができない状態です。
非閉塞性無精子症:閉塞がないにも関わらず、産生された精子が射精されない状態です。
乏精子症：精子の濃度が薄い状態です。
勃起障害・射精障害：性交時に有効な勃起が得られないために満足な性交が行えない状態が勃起障害で、勃起には問題ないが精液の射出がない状態が射精障害です。
特発性男性不妊症：原因不明の精子の産生障害または原因不明の精子の機能障害です。

免疫因子：精子や卵子に対する免疫が成立して、妊娠の邪魔をする状態です。
原因不明

　みなさん分かりましたか？出来るだけ分かりやすく書いたつもりですが、かなり難しかったのではないでしょうか？この分野が産婦人科の中でも特に専門的に行われる理由の一つがこの難しさだと思っています。これだけの事を書きましたが、私が個人的にみなさんに分かっていただきたい事は、不妊症には沢山の原因があって皆が同じ状態ではない事、実は原因不明の方が20％もおられる事の二つです。
それでは「不妊治療」も早い時期に書くように努力します。みなさんのご意見をお待ちしています。

]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div style="font-size:15px;line-height:1.5em">
みなさん、お久しぶりです。年明けから忙しくしており、年末の皆様のランキングにお答えするのが遅くなりました。今回はその中から「不妊症治療」を取り上げてみたいと思います。ただ、不妊症治療を語るには、不妊症についてある程度ご理解して頂かないと難しいので、今回は「不妊症」というタイトルでお話します。</p>
<p>まずは不妊症とは？一応、世界産婦人科連合というところの定義が有名なのですが、｢生殖期に達した男女が結婚後正常な性生活を送り、特別な避妊をすることなく2年経過しても妊娠しない場合｣とされています。しかし日本生殖医療学会（数年前までの不妊学会です）の生殖医療ガイドライン2007を調べてみると、定義についてはまったく触れられておりません。実際、最近では結婚までの年数が長い方もおられるので、細かい定義を考えることは少なくなっており、皆さんの「妊娠したい」という希望があれば不妊治療が始まるというのが現状だと思います。</p>
<p>外来で皆さんとお話していると、妊娠しても流産してしまう不育症と混同してしまっている方がおられます。不妊症はあくまでも妊娠しない病態であることを再確認して、これからのお話を読んでください。</p>
<p>一般的に不妊症の夫婦の頻度は約10組に1組と報告されています。平成9年に厚生省が行った調査では、男性因子が25.9%、女性因子が65.3%（これらの方の約12%が男女ともに原因がありました）、機能性不妊（原因不明不妊）が21.5%であったと報告されています。これらの原因の詳細を先の生殖医療ガイドライン2007の目次に沿って、少しでも見やすいように表のような形で説明していきます。</p>
<ul>
<li>排卵因子</li>
<ul>
<li>視床下部・下垂体性排卵障害：脳からのホルモン分泌の障害です。</li>
<li>卵巣性排卵障害：ホルモンに対する卵巣の感受性の障害です。</li>
<li>乳汁漏出症：乳汁を産生するプロラクチンというホルモンが異常分泌された状態です。</li>
<li>多嚢胞性卵巣症候群：様々な原因により卵巣に沢山の卵胞が存在し、ホルモンの異常が起こった状態です。</li>
<li>黄体機能不全：卵巣内の黄体からのホルモンの分泌の障害です。</li>
</ul>
<li>卵管因子</li>
<ul>
<li>卵管閉塞・卵管周囲癒着：卵管内もしくは卵管周囲の病変によって起こった卵管の通過障害です。卵子が子宮までたどり着けません。</li>
<li>子宮内膜症：卵管周囲癒着の原因となるほかに、内膜症の細胞自体が妊娠を妨げているといわれています。</li>
<li>クラミジア感染症：性行為感染する病気で、卵管閉塞・卵管周囲癒着の原因となります。</li>
</ul>
<li>着床因子</li>
<ul>
<li>子宮因子：子宮筋腫などの理由で子宮の中の形が歪になり、受精卵が子宮内に着床するのを妨げます。</li>
<li>免疫因子：女性の自分自身の免疫が、着床の邪魔をすることがあります。</li>
</ul>
<li>男性因子</li>
<ul>
<li>精巣機能障害：精巣の異常またはホルモンの異常で精子を産生できない状態です。</li>
<li>精索静脈瘤：陰嚢内の血管の異常が原因で、精子の産生障害が起こります。</li>
<li>閉塞性無精子症：精子の通り道の閉塞により射精ができない状態です。</li>
<li>非閉塞性無精子症:閉塞がないにも関わらず、産生された精子が射精されない状態です。</li>
<li>乏精子症：精子の濃度が薄い状態です。</li>
<li>勃起障害・射精障害：性交時に有効な勃起が得られないために満足な性交が行えない状態が勃起障害で、勃起には問題ないが精液の射出がない状態が射精障害です。</li>
<li>特発性男性不妊症：原因不明の精子の産生障害または原因不明の精子の機能障害です。</li>
</ul>
<li>免疫因子：精子や卵子に対する免疫が成立して、妊娠の邪魔をする状態です。</li>
<li>原因不明</li>
</ul>
<p>　みなさん分かりましたか？出来るだけ分かりやすく書いたつもりですが、かなり難しかったのではないでしょうか？この分野が産婦人科の中でも特に専門的に行われる理由の一つがこの難しさだと思っています。これだけの事を書きましたが、私が個人的にみなさんに分かっていただきたい事は、不妊症には沢山の原因があって皆が同じ状態ではない事、実は原因不明の方が20％もおられる事の二つです。<br />
それでは「不妊治療」も早い時期に書くように努力します。みなさんのご意見をお待ちしています。
</p></div>
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		<title>早起き早寝朝ご飯</title>
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		<pubDate>Fri, 15 Feb 2008 02:23:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[都築健永先生]]></category>

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		<description><![CDATA[
今どきの夜型社会は子どもの脳をだめにする
　私が子どもの頃、毎日８時には寝たものでした。テレビも今ほどおもしろい番組はやっていなかったし、今ほど楽しい遊びがなくて、自然といえば自然だったかもしれません。いつ頃からか、「子どもを夜の９時頃に居酒屋へ連れて来てご飯を食べさせている親がいる」などということが、眉をしかめて話されるようになったと思ったら、今時はそれが珍しくもない光景になってしまいました。親の仕事も夜遅くまでかかることが増え、父と子の関わりを平日にと思ったら、１０時過ぎに一緒に風呂に入ることを日課にして、子どもも楽しみに待っているなどという、善意の夜更かしも増えました。しかし、この夜更かしは、発達期の脳をだめにします。世界中で最も日本が進んでいる最悪生活リズムになっています。その仕組みについて説明します。
　人の体内時計では１日が２５時間になっています。これは、地球の自転を基準にした１日２４時間とずれるため、どこかで１時間リセットすると、ちょうど良くなります。人間にはそのための仕組みが備わっています。何をしたらよいかというと、朝６時に起きて外の光を見ることです。７時ではもうリセットは働きません。６時と外の光が大切です。このリセット後、脳内ではセロトニンという脳内ホルモンがたくさん出ます。すると、集中力が増し、イライラしにくくなり、姿勢が良くなります。そして、朝のリセットから１４時間から１６時間後、セロトニンはメラトニンという物質に変わります。メラトニンの代表的な作用は睡眠作用です。だから、子どもは朝の６時から数えて１４時間後の夜の８時になると、暗くすれば、コトンと寝ます。さらに好都合なことに、寝ている間に昼間の体験の記憶が整理され、賢くなります。このことについては、あとで詳しく述べます。
　多くの家庭で、子どもを早く寝かそうと努力し、でも結局なかなか寝てくれなくて１１時くらいになってしまい、朝は、夕べ遅かったからできるだけゆっくり寝かせてあげようと、幼稚園、保育園、学校などの始まるぎりぎりまで寝かせておく、こんなことがよくあると思います。親心はわかりますが、この寝坊させてあげる愛情が、逆効果で、その夜は再びなかなか寝ないとい結果を生みます。悪循環です。万年時差ぼけ状態になり、セロトニンが分泌されませんから、集中力のない、イライラしやすい、ダラダラした子どもになります。メラトニンも分泌されませんから夜もなかなか寝付かれないし、浅い、質の悪い睡眠になります。学習の定着も悪くなり、ついでに、夜更かしは肥満につながります。
　まず、朝起きから始めましょう。前の晩の寝た時間にかかわらず、朝の６時に起こすのです。そして、外で深呼吸、ついでに、散歩や縄跳び、ジョギングをしたらすばらしいです。すると、たっぷりセロトニンが分泌されますから、非常にすっきりした精神状態で、昼間の活動に、機嫌良く、集中して取り組むことができます。そして、夜は小学校３年生までは８時、４年から６年だったら９時には布団に入れ、明かりを消します。すっと寝ていくはずです。幼児は、１週間でこのリズムがつきます。１年生から３年生は１ヶ月で、４年生から６年生だと機嫌良く起きてくるのに３ヶ月くらいかかります。今、寝坊しているお父さんお母さん、大人は１年くらいは眠いですががんばってください。賢い良い子を育てるためです。６時起きで、すっきり目覚めると、今まであまり食べなかった朝ご飯をたっぷり食べるようになります。これで、一日の活動準備完了です。幼児の子育てでは、ぐずりが少なくなり、早く寝てくれるようになりますから、とても楽になります。

よく噛むことは良いことずくめ
そして、朝ご飯では次のようなことに気を付けると良いですね。
　まず、内容ですが、日本古来の「まごわやさしい」を踏襲したものが一番良いことが世界的に認められています。つまり、「ま（豆類）、ごま、わ（わかめ、海草類）、や（やさい）、し（しいたけ、きのこ類）い（芋）」です。炭水化物、脂質、タンパク質という３大栄養素をとることは、今の豊かな日本ではそれほど考えなくても難しいことではありません。しかし、これら、３大栄養素を吸収、活用していくために、ビタミン、ミネラルが決定的に大切です。これらが不足しがちなのが現代人の生活です。これらを補給するのに、「まごわやさしい」を意識するととても簡単です。また、洋食よりも、和食の方が、これらの食材をいろいろと入れるのには都合がよいです。みそ汁の具に３種類くらいは入れられますね。DHA、EPAが豊富な魚も和食の方が入れやすい。忙しい朝ですが、朝６時起きをすれば、結構ゆったりと食べられるものです。
　次に重要なのが食べ方です。日本の家庭では、昔は「よく噛んで食べなさい」という躾がされました。ところが、最近、この言葉、聞かれることが減りました。言われるのは「早く食べなさい」です。早く食べるということで、３から５回も噛むと飲み込める大きさになりますから、それで飲み込んでしまう。いつの間にかこんな食べ方が当たり前になってきています。弥生時代は、１食につき、14000回、噛んでいたそうです。戦前で1400回、今は600回だそうです。こんなにも減ってしまいました。
　よく噛むことは、満腹感との関係、消化吸収との関係、セロトニンの分泌との関係、虫歯との関係、学習との関係、カルシウムとの吸収との関係など、いろいろな意味で、重要であることがわかってきています。
　満腹感は、噛む回数と血糖値の上昇によって脳が感じますから、噛む回数が少ない食べ方だと、噛むことによる満腹感が感じられませんから、食べ過ぎになり、肥満につながります。肥満児に一口３０噛みを実施しただけで、やせたという実験結果もあります。
　また、食品というのは、基本的に人体にとって異物ですから、唾液でくるんでこそ、消化吸収の対象になります。つまり、噛まずに飲みこむと、どんなにバランスのよい食材を口に入れても、実際には吸収が悪いというわけです。よく噛めば、セロトニンの分泌もたくさんになり、心が健康になります。虫歯になりにくくする唾液の作用が発揮される、学習成績がよくなる（実験で確かめられています）、カルシウムの吸収が良くなるなど噛むことの効用は良いことばかりです。とにかくよく噛みましょう。近年、噛まないことによる顎の退化などという事も言われています。退化した顎は、頭痛、肩こり、無気力などの症状を作り出すということです。そんなことにならないよう、十分に噛むことを習慣化させましょう。モンゴル高原で馬を追って暮らす人々は、今でも歯磨きの習慣がないそうです。その代わり、一食につき1000～2000回くらいは噛んでいるようですね。
　今どきの日本食は柔らかいものが多いですからとてもそんなにも噛めません。私は、一口３０噛みと堅いするめのおやつを推奨しています。

よく眠る子は頭がよくなる
　人は人生の3分の1を眠ると言われていますが、夜型社会が進んで、最近では、8時間寝ている人は少ないような気もします。今日は、その睡眠について少しお話しします。
　睡眠には2種類あります。一つは、レム睡眠と言い、もう一つはノンレム睡眠と言います。レム睡眠のレムは、rapid eye movementの略ですが、これは、「眼球の素早い動き」と言う意味で、要するに、寝てはいるけど、目玉が動いている、つまり、夢を見ている睡眠です。もう一つの、ノンレム睡眠は、レムがノンですから、目玉が動いていない睡眠です。幼児期には、半分ほどがレム睡眠（つまり、10時間寝たら5時間夢を見ている）だそうですが、成長と共にどんどん減っていき、大人になると、レム睡眠は、睡眠時間の5分の1程度になると言います。
　さて、このレム睡眠には、まだ謎がありますが、有力な説として言われているのが次のようなことです。夢を見ているとは言ってきたけれど、実は、昼間の出来事をすべて再生して、記憶の整理をしているのではないかというのです。つまり、昼間の生活で起こったことや学習したことをきちんと記憶として定着させる作業は、夜、眠っている間に行われるということなのです。この記憶の整理の作業は、常に何らかの刺激にさらされている起きている間にはできないのです。だから、夜、外界からの刺激がない間にする。ネズミを用いた実験では、ネズミから、レム睡眠を奪うと、知能の発達が遅れるという結果も出ています。人間で言えば、乳児期に言葉が増えるのも、言葉を学習できればこそですから、学習－記憶という作業をしている夜間のレム睡眠を奪われたら、知能の発達が遅れるということは、容易に想像できることです。受験のためと、夜の11時まで塾に行って、12時過ぎに寝て、朝7時とか7時半に起きてという生活は、せっかく塾へ行っても、睡眠中にそれを定着でいきない、つまりは、努力とお金を無駄にする睡眠の取り方なのです。
　だから、我が子に、賢い子どもになってもらおうと思えば、レム睡眠とノンレム睡眠が規則正しく繰り返すような睡眠をとらせることが、とにかく大切なことになってくるんです。そのような睡眠をとるためにはどうすればよいか、というと、寝る時間、起きる時間が決まってくるのです。朝6時起床、太陽の光をしっかりと浴び、夜8時（小学校高学年なら9時、中学生なら10時）に就床という生活リズムが、このサイクルが間違いなく起こる睡眠の取り方なのです。夜更かし朝寝坊をしていると、睡眠時間が足りたとしても、学習を定着させる作業がうまくできない睡眠になります。今の日本ほど、子どもが朝寝坊夜更かしをしている国は、ありません。日本も、つい30年前には、子どもはもっと早く寝ていたのです。つい、うっかり、幼児期から10時過ぎに眠らせるのが平気な社会になってしまいました。今からでも遅くはありません。人間本来の「日が出たら起き、日が沈んだら寝る」にできるだけ近い生活にもどして、賢い子どもに育てましょう。

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			<content:encoded><![CDATA[<div style="font-size:15px;line-height:1.5em">
<strong><font color="#0000ff">今どきの夜型社会は子どもの脳をだめにする</font></strong><br />
<img align="right" src="http://kosodate.toyama.to/column/files/2008/03/illust_night.gif" />　私が子どもの頃、毎日８時には寝たものでした。テレビも今ほどおもしろい番組はやっていなかったし、今ほど楽しい遊びがなくて、自然といえば自然だったかもしれません。いつ頃からか、「子どもを夜の９時頃に居酒屋へ連れて来てご飯を食べさせている親がいる」などということが、眉をしかめて話されるようになったと思ったら、今時はそれが珍しくもない光景になってしまいました。親の仕事も夜遅くまでかかることが増え、父と子の関わりを平日にと思ったら、１０時過ぎに一緒に風呂に入ることを日課にして、子どもも楽しみに待っているなどという、善意の夜更かしも増えました。しかし、この夜更かしは、発達期の脳をだめにします。世界中で最も日本が進んでいる最悪生活リズムになっています。その仕組みについて説明します。<br />
　人の体内時計では１日が２５時間になっています。これは、地球の自転を基準にした１日２４時間とずれるため、どこかで１時間リセットすると、ちょうど良くなります。人間にはそのための仕組みが備わっています。何をしたらよいかというと、朝６時に起きて外の光を見ることです。７時ではもうリセットは働きません。６時と外の光が大切です。このリセット後、脳内ではセロトニンという脳内ホルモンがたくさん出ます。すると、集中力が増し、イライラしにくくなり、姿勢が良くなります。そして、朝のリセットから１４時間から１６時間後、セロトニンはメラトニンという物質に変わります。メラトニンの代表的な作用は睡眠作用です。だから、子どもは朝の６時から数えて１４時間後の夜の８時になると、暗くすれば、コトンと寝ます。さらに好都合なことに、寝ている間に昼間の体験の記憶が整理され、賢くなります。このことについては、あとで詳しく述べます。<br />
　多くの家庭で、子どもを早く寝かそうと努力し、でも結局なかなか寝てくれなくて１１時くらいになってしまい、朝は、夕べ遅かったからできるだけゆっくり寝かせてあげようと、幼稚園、保育園、学校などの始まるぎりぎりまで寝かせておく、こんなことがよくあると思います。親心はわかりますが、この寝坊させてあげる愛情が、逆効果で、その夜は再びなかなか寝ないとい結果を生みます。悪循環です。万年時差ぼけ状態になり、セロトニンが分泌されませんから、集中力のない、イライラしやすい、ダラダラした子どもになります。メラトニンも分泌されませんから夜もなかなか寝付かれないし、浅い、質の悪い睡眠になります。学習の定着も悪くなり、ついでに、夜更かしは肥満につながります。<br />
　まず、朝起きから始めましょう。前の晩の寝た時間にかかわらず、朝の６時に起こすのです。そして、外で深呼吸、ついでに、散歩や縄跳び、ジョギングをしたらすばらしいです。すると、たっぷりセロトニンが分泌されますから、非常にすっきりした精神状態で、昼間の活動に、機嫌良く、集中して取り組むことができます。そして、夜は小学校３年生までは８時、４年から６年だったら９時には布団に入れ、明かりを消します。すっと寝ていくはずです。幼児は、１週間でこのリズムがつきます。１年生から３年生は１ヶ月で、４年生から６年生だと機嫌良く起きてくるのに３ヶ月くらいかかります。今、寝坊しているお父さんお母さん、大人は１年くらいは眠いですががんばってください。賢い良い子を育てるためです。６時起きで、すっきり目覚めると、今まであまり食べなかった朝ご飯をたっぷり食べるようになります。これで、一日の活動準備完了です。幼児の子育てでは、ぐずりが少なくなり、早く寝てくれるようになりますから、とても楽になります。</p>
<p><hr /><br />
<strong><font color="#0000ff">よく噛むことは良いことずくめ</font></strong><br />
そして、朝ご飯では次のようなことに気を付けると良いですね。<br />
　まず、内容ですが、日本古来の「まごわやさしい」を踏襲したものが一番良いことが世界的に認められています。つまり、「ま（豆類）、ごま、わ（わかめ、海草類）、や（やさい）、し（しいたけ、きのこ類）い（芋）」です。炭水化物、脂質、タンパク質という３大栄養素をとることは、今の豊かな日本ではそれほど考えなくても難しいことではありません。しかし、これら、３大栄養素を吸収、活用していくために、ビタミン、ミネラルが決定的に大切です。これらが不足しがちなのが現代人の生活です。これらを補給するのに、「まごわやさしい」を意識するととても簡単です。また、洋食よりも、和食の方が、これらの食材をいろいろと入れるのには都合がよいです。みそ汁の具に３種類くらいは入れられますね。DHA、EPAが豊富な魚も和食の方が入れやすい。忙しい朝ですが、朝６時起きをすれば、結構ゆったりと食べられるものです。<br />
　次に重要なのが食べ方です。日本の家庭では、昔は「よく噛んで食べなさい」という躾がされました。ところが、最近、この言葉、聞かれることが減りました。言われるのは「早く食べなさい」です。早く食べるということで、３から５回も噛むと飲み込める大きさになりますから、それで飲み込んでしまう。いつの間にかこんな食べ方が当たり前になってきています。弥生時代は、１食につき、14000回、噛んでいたそうです。戦前で1400回、今は600回だそうです。こんなにも減ってしまいました。<br />
　よく噛むことは、満腹感との関係、消化吸収との関係、セロトニンの分泌との関係、虫歯との関係、学習との関係、カルシウムとの吸収との関係など、いろいろな意味で、重要であることがわかってきています。<br />
　満腹感は、噛む回数と血糖値の上昇によって脳が感じますから、噛む回数が少ない食べ方だと、噛むことによる満腹感が感じられませんから、食べ過ぎになり、肥満につながります。肥満児に一口３０噛みを実施しただけで、やせたという実験結果もあります。<br />
　また、食品というのは、基本的に人体にとって異物ですから、唾液でくるんでこそ、消化吸収の対象になります。つまり、噛まずに飲みこむと、どんなにバランスのよい食材を口に入れても、実際には吸収が悪いというわけです。よく噛めば、セロトニンの分泌もたくさんになり、心が健康になります。虫歯になりにくくする唾液の作用が発揮される、学習成績がよくなる（実験で確かめられています）、カルシウムの吸収が良くなるなど噛むことの効用は良いことばかりです。とにかくよく噛みましょう。近年、噛まないことによる顎の退化などという事も言われています。退化した顎は、頭痛、肩こり、無気力などの症状を作り出すということです。そんなことにならないよう、十分に噛むことを習慣化させましょう。モンゴル高原で馬を追って暮らす人々は、今でも歯磨きの習慣がないそうです。その代わり、一食につき1000～2000回くらいは噛んでいるようですね。<br />
　今どきの日本食は柔らかいものが多いですからとてもそんなにも噛めません。私は、一口３０噛みと堅いするめのおやつを推奨しています。<br />
<hr /><br />
<strong><font color="#0000ff">よく眠る子は頭がよくなる</font></strong><br />
　人は人生の3分の1を眠ると言われていますが、夜型社会が進んで、最近では、8時間寝ている人は少ないような気もします。今日は、その睡眠について少しお話しします。<br />
　睡眠には2種類あります。一つは、レム睡眠と言い、もう一つはノンレム睡眠と言います。レム睡眠のレムは、rapid eye movementの略ですが、これは、「眼球の素早い動き」と言う意味で、要するに、寝てはいるけど、目玉が動いている、つまり、夢を見ている睡眠です。もう一つの、ノンレム睡眠は、レムがノンですから、目玉が動いていない睡眠です。幼児期には、半分ほどがレム睡眠（つまり、10時間寝たら5時間夢を見ている）だそうですが、成長と共にどんどん減っていき、大人になると、レム睡眠は、睡眠時間の5分の1程度になると言います。<br />
　さて、このレム睡眠には、まだ謎がありますが、有力な説として言われているのが次のようなことです。夢を見ているとは言ってきたけれど、実は、昼間の出来事をすべて再生して、記憶の整理をしているのではないかというのです。つまり、昼間の生活で起こったことや学習したことをきちんと記憶として定着させる作業は、夜、眠っている間に行われるということなのです。この記憶の整理の作業は、常に何らかの刺激にさらされている起きている間にはできないのです。だから、夜、外界からの刺激がない間にする。ネズミを用いた実験では、ネズミから、レム睡眠を奪うと、知能の発達が遅れるという結果も出ています。人間で言えば、乳児期に言葉が増えるのも、言葉を学習できればこそですから、学習－記憶という作業をしている夜間のレム睡眠を奪われたら、知能の発達が遅れるということは、容易に想像できることです。受験のためと、夜の11時まで塾に行って、12時過ぎに寝て、朝7時とか7時半に起きてという生活は、せっかく塾へ行っても、睡眠中にそれを定着でいきない、つまりは、努力とお金を無駄にする睡眠の取り方なのです。<br />
　だから、我が子に、賢い子どもになってもらおうと思えば、レム睡眠とノンレム睡眠が規則正しく繰り返すような睡眠をとらせることが、とにかく大切なことになってくるんです。そのような睡眠をとるためにはどうすればよいか、というと、寝る時間、起きる時間が決まってくるのです。朝6時起床、太陽の光をしっかりと浴び、夜8時（小学校高学年なら9時、中学生なら10時）に就床という生活リズムが、このサイクルが間違いなく起こる睡眠の取り方なのです。夜更かし朝寝坊をしていると、睡眠時間が足りたとしても、学習を定着させる作業がうまくできない睡眠になります。今の日本ほど、子どもが朝寝坊夜更かしをしている国は、ありません。日本も、つい30年前には、子どもはもっと早く寝ていたのです。つい、うっかり、幼児期から10時過ぎに眠らせるのが平気な社会になってしまいました。今からでも遅くはありません。人間本来の「日が出たら起き、日が沈んだら寝る」にできるだけ近い生活にもどして、賢い子どもに育てましょう。
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		</item>
		<item>
		<title>紙ヒコーキ</title>
		<link>http://kosodate.toyama.to/column/archives/19</link>
		<comments>http://kosodate.toyama.to/column/archives/19#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 21 Jan 2008 02:26:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[皿回し先生・早川たかしのわんぱく・やんちゃ子育て宣言]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://kosodate.toyama.to/column/archives/19</guid>
		<description><![CDATA[
子どもが遊ぶ姿は人の心に安らぎをもたらすものだとあらためて思わされることがあった。
　妻のケイコの父が正月早々病気になり、診療の付き添いにある総合病院に行った。妻の妹も心配で駆け付けていた。冬休み中だったので、甥のリョウタも来ていた。リョウタは１０才になる甥である。イタズラ村合宿に時々遊びに来る遊び上手な子である。時間さえあればそこらにあるもので工作して遊ぶ。作ったもので友だちを飽きさせず遊ばせてしまう。おしゃべりも面白く上手で、スーパーで買い物していてもいつの間にか知らない子と友達にしてしまう不思議な子である。
　リョウタにとって病院の待合室ほどつまらない所はなかった。リョウタは私の顔を見てすぐ「ねーねおじちゃん。最近ボク教室で紙ヒコーキ流行らせたがやぜ。」と報告した。「紙ヒコーキ」って聞いて、何かなつかしい感じがした。「へー。今どきの子どもって、どんなヒコーキ作るがー？」と反応すると、リョウタは「紙ない？紙！」と一気に遊びモードに入った。私も病人の付き添いは妻や妹にまかせ、紙探しを始めてしまった。案内窓口にその病院の通信が並べて置いてあった。私は子どものためだ！と一部失敬してリョウタに与えた。私はつばめ飛行機を作ろうとした。だが指が動かない。思い出せないのだ。リョウタはいつの間にか織りあげていた。飛行機の頭の部分は何度も折り曲げ重くし、翼は程良く広がりいかにも飛びそうなものができていた。
　どこを見回しても飛ばして遊ぶ場所がない。仕方ないからちょっと広い空間がありそこで飛ばすことにした。リョウタが紙ヒコーキを投げた。スーイと紙ヒコーキは空にきれいに舞った。患者さんの体に当たって着陸することもあった。そこはリョウタ「ごめんなさーい」と素直に謝っていた。多くの人はそんなリョウタと私に無関心だった。ところが１０メートルも離れた場所にリョウタと同い年くらいの男の子とお母さんがソファーに座って、リョウタの飛ばす紙ヒコーキを目で追っていた。そのお母さんは一方の手で男の子のからだを抱きながら、もう一方の手で「ほーらみてみて」と、リョウタの紙ヒコーキを指さしているのだ。私はそのお母さんのステキな表情が目にはいった。どのような「顔」で何歳くらいの女性だったかは今思い出すことはできない。そのお母さんはたぶん病気であろう我が子に傷心しながらも、紙ヒコーキで遊ぶ子どもの姿に自身の心を和ませ、その姿を讃えていたように思う。静かな笑みとしなやかで落ちついた仕草だけが私の瞼に印象づいている。私はその母を美しいと素直に思った。「たおやか」という女性を愛でることばがある。「たおやかは女なんて現代にいないわよ」とこのコラムを書いている横で妻は言う。そうだとも私は思う。しかし、その女性の仕草は確かに「たおやかさ」を湛えていた。
　男の子も微笑みながらリョウタの飛ばす紙ヒコーキを何度も目で追っていた。遊びに夢中になっていてふとその親子を探すと、姿は無かった。診察に入ったのか、薬をもらって家に帰ったのだろうか。一緒に飛ばしませんかと誘えばよかったと悔いが残った。
　遊びにはいつか終焉が訪れる。その時が来た。遊び始めて１０分も経ったろうか、優しそうな看護婦さんがリョウタに近づいてきた。「ここは遊ぶところじゃないよ。ヒコーキが人に当たると痛いでしょ」などと窘めている。私もいつかこの時がくるとうすうす感じていた。いつも子どもの遊びは大人の都合と常識で禁止となる。私はその時リョウタとは少し離れていたこともあって、保護者の役は敢えて買ってでなかった。私はその大人に謝ろうとは思わなかった。最後まで私はリョウタの遊びの「共犯者」でいたかった。リョウタは割りきれないようすで、「ゴメン」と言った。看護婦は去っていった。私にリョウタは「またやられた」としょげた顔をして報告に来た。でもさすがに、「続けようぜ」とも言える「非常識」は私にはなかった。確かに病院の待合室は遊ぶ場所ではないかもしれない。だが、いつも大人は子どもの遊びをなんやかんやと「いちゃもん」をつけて奪っている。大人は口癖のように「危ないからダメ」、「汚いからダメ」、「ここではダメ」と言っては止めさせる。
　私は「地球は子供の遊び場です」と時々自著にサインする。子どもたちが、「ここが今僕達の遊び場だ！」とその場を「占拠し」、遊んでいるのならばそこはれっきとした遊び場になるという意味だ。どんな場でもどんな中味でも、子どもがとことん遊んでいるのであれば、その遊びに荷担したい！と私は表現しているのである。
さて、最後になるが、リョウタと私の遊びに付き合ってくれた親子は「地球は子どもの遊び場です」という少し過激なメッセージを受け止めてくれたと思う。梁麈秘抄で遊女が詠んだ和歌「戯れせんとや生まれけん　遊びをせんとやうまれけん　遊ぶ子どもの声聞けば、我が身さえこそ動らぐるれ」をみなさんに贈りたい。素直に子どもの遊び世界に感動したいものである。

]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div style="font-size:15px;line-height:1.5em">
子どもが遊ぶ姿は人の心に安らぎをもたらすものだとあらためて思わされることがあった。</p>
<p>　妻のケイコの父が正月早々病気になり、診療の付き添いにある総合病院に行った。妻の妹も心配で駆け付けていた。冬休み中だったので、甥のリョウタも来ていた。リョウタは１０才になる甥である。イタズラ村合宿に時々遊びに来る遊び上手な子である。時間さえあればそこらにあるもので工作して遊ぶ。作ったもので友だちを飽きさせず遊ばせてしまう。おしゃべりも面白く上手で、スーパーで買い物していてもいつの間にか知らない子と友達にしてしまう不思議な子である。</p>
<p>　リョウタにとって病院の待合室ほどつまらない所はなかった。リョウタは私の顔を見てすぐ「ねーねおじちゃん。最近ボク教室で紙ヒコーキ流行らせたがやぜ。」と報告した。「紙ヒコーキ」って聞いて、何かなつかしい感じがした。「へー。今どきの子どもって、どんなヒコーキ作るがー？」と反応すると、リョウタは「紙ない？紙！」と一気に遊びモードに入った。私も病人の付き添いは妻や妹にまかせ、紙探しを始めてしまった。案内窓口にその病院の通信が並べて置いてあった。私は子どものためだ！と一部失敬してリョウタに与えた。私はつばめ飛行機を作ろうとした。だが指が動かない。思い出せないのだ。リョウタはいつの間にか織りあげていた。飛行機の頭の部分は何度も折り曲げ重くし、翼は程良く広がりいかにも飛びそうなものができていた。</p>
<p>　どこを見回しても飛ばして遊ぶ場所がない。仕方ないからちょっと広い空間がありそこで飛ばすことにした。リョウタが紙ヒコーキを投げた。スーイと紙ヒコーキは空にきれいに舞った。患者さんの体に当たって着陸することもあった。そこはリョウタ「ごめんなさーい」と素直に謝っていた。多くの人はそんなリョウタと私に無関心だった。ところが１０メートルも離れた場所にリョウタと同い年くらいの男の子とお母さんがソファーに座って、リョウタの飛ばす紙ヒコーキを目で追っていた。そのお母さんは一方の手で男の子のからだを抱きながら、もう一方の手で「ほーらみてみて」と、リョウタの紙ヒコーキを指さしているのだ。私はそのお母さんのステキな表情が目にはいった。どのような「顔」で何歳くらいの女性だったかは今思い出すことはできない。そのお母さんはたぶん病気であろう我が子に傷心しながらも、紙ヒコーキで遊ぶ子どもの姿に自身の心を和ませ、その姿を讃えていたように思う。静かな笑みとしなやかで落ちついた仕草だけが私の瞼に印象づいている。私はその母を美しいと素直に思った。「たおやか」という女性を愛でることばがある。「たおやかは女なんて現代にいないわよ」とこのコラムを書いている横で妻は言う。そうだとも私は思う。しかし、その女性の仕草は確かに「たおやかさ」を湛えていた。</p>
<p>　男の子も微笑みながらリョウタの飛ばす紙ヒコーキを何度も目で追っていた。遊びに夢中になっていてふとその親子を探すと、姿は無かった。診察に入ったのか、薬をもらって家に帰ったのだろうか。一緒に飛ばしませんかと誘えばよかったと悔いが残った。</p>
<p>　遊びにはいつか終焉が訪れる。その時が来た。遊び始めて１０分も経ったろうか、優しそうな看護婦さんがリョウタに近づいてきた。「ここは遊ぶところじゃないよ。ヒコーキが人に当たると痛いでしょ」などと窘めている。私もいつかこの時がくるとうすうす感じていた。いつも子どもの遊びは大人の都合と常識で禁止となる。私はその時リョウタとは少し離れていたこともあって、保護者の役は敢えて買ってでなかった。私はその大人に謝ろうとは思わなかった。最後まで私はリョウタの遊びの「共犯者」でいたかった。リョウタは割りきれないようすで、「ゴメン」と言った。看護婦は去っていった。私にリョウタは「またやられた」としょげた顔をして報告に来た。でもさすがに、「続けようぜ」とも言える「非常識」は私にはなかった。確かに病院の待合室は遊ぶ場所ではないかもしれない。だが、いつも大人は子どもの遊びをなんやかんやと「いちゃもん」をつけて奪っている。大人は口癖のように「危ないからダメ」、「汚いからダメ」、「ここではダメ」と言っては止めさせる。</p>
<p>　私は「地球は子供の遊び場です」と時々自著にサインする。子どもたちが、「ここが今僕達の遊び場だ！」とその場を「占拠し」、遊んでいるのならばそこはれっきとした遊び場になるという意味だ。どんな場でもどんな中味でも、子どもがとことん遊んでいるのであれば、その遊びに荷担したい！と私は表現しているのである。</p>
<p>さて、最後になるが、リョウタと私の遊びに付き合ってくれた親子は「地球は子どもの遊び場です」という少し過激なメッセージを受け止めてくれたと思う。梁麈秘抄で遊女が詠んだ和歌「戯れせんとや生まれけん　遊びをせんとやうまれけん　遊ぶ子どもの声聞けば、我が身さえこそ動らぐるれ」をみなさんに贈りたい。素直に子どもの遊び世界に感動したいものである。
</p></div>
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		</item>
		<item>
		<title>息子の顔にスニーカーの底の泥痕が</title>
		<link>http://kosodate.toyama.to/column/archives/18</link>
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		<pubDate>Fri, 18 Jan 2008 00:42:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[皿回し先生・早川たかしのわんぱく・やんちゃ子育て宣言]]></category>

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		<description><![CDATA[
　南砺市に上田さんという友人がいます。時々イタズラ村の助っ人に来てくれます。奥さんは美容師です。ある時、その奥さんのことを彼は「先生うちの奥さんは凄い人なんです」と唐突に言いました。「どういうこと？」私は興味津々で聞き返しました。ある日、息子（小学校２年生）が夕方に顔（鼻）に泥の痕を付けて家に帰って来たというのです。上田さんは驚いて「なんやそれー、何があったがよ」と問いかけました。息子は野球で二塁を守っていて、滑り込んだ相手の靴が顔に当たったのだと答えました。これは大変なことだと上田さんは思って、奥さんに「鼻が腫れとるわ」と報告しました。その顔をみた奥さんは「ちゃんと顔洗って、タオルで冷やしとけば、明日治るわ」のひと言だけだったというのです。
　普通のお母さんだったら「誰がそんな顔にしたがけ！！」と怒って、怪我をさせた子供と親に謝罪をさせるのが今は一般的になっています。ところが、上田さんの奥さんは「顔洗って！」の一言ですべて終わり。私は「上田さんなんて素晴らしい奥さんをお持ちなんですか」と賞賛した。上田さんの奥さんのような人を高い見識を持つ本当に「賢い」親というのだと思います。
　顔に泥痕ができた現場では、きっと子供同士で「ごめんね、痛くない？」「なーんいいよ」と、謝り許し合い解決してきたのではないでしょうか。子供はこうして仲間関係を作り、親友と呼べる友達も作ってきたのではないでしょうか。親がもしぶり返せば、関係はこじれるに違いありません。昔の母ちゃんたちは「つば付けときゃ治る」とよく言ったものです。
　私は保育園の保護者会でよく講演します。職員室で園長先生から、「親が子供の膝小僧の擦りむき傷のような些細な怪我の原因にこだわり、保育氏を詰問して困らせる」という話をよく聞きます。「いつ　どんなときに　誰が相手なの！」と。大事故ならともかく小さな怪我でもそのようなのです。このことは子供がしっかり育つ保育にとって重要な問題なので、講演の終盤の部分で「小さい危険や怪我は子育ての宝ですよ」「我が子の安全や健康だけを考えていては、我が子すら育ちません」と伝えます。
　平塚らいちょうは「原始女性は太陽だった」と有名な言葉を残しています。生命を産み育てる女性こそ、そして母こそ、すべての子供たちが幸せに育つように願って高い見識を持ち生きて欲しいと思うのです。上田さんの奥さんのような「肝っ玉母さん」に乾杯！
　さて、このコラムは月に１回書きます。私はインターネットをいまだに使わない化石のような暮らしをしています。ですからこのコラムは読んでいただくだけです。どうしてもお悩みの相談があれば、著作２冊を読んで感想を書いて編集部にお届けください。

]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div style="font-size:15px;line-height:1.5em">
<img align="right" src="http://kosodate.toyama.to/column/files/2008/03/illust_sneaker.gif" />　南砺市に上田さんという友人がいます。時々イタズラ村の助っ人に来てくれます。奥さんは美容師です。ある時、その奥さんのことを彼は「先生うちの奥さんは凄い人なんです」と唐突に言いました。「どういうこと？」私は興味津々で聞き返しました。ある日、息子（小学校２年生）が夕方に顔（鼻）に泥の痕を付けて家に帰って来たというのです。上田さんは驚いて「なんやそれー、何があったがよ」と問いかけました。息子は野球で二塁を守っていて、滑り込んだ相手の靴が顔に当たったのだと答えました。これは大変なことだと上田さんは思って、奥さんに「鼻が腫れとるわ」と報告しました。その顔をみた奥さんは「ちゃんと顔洗って、タオルで冷やしとけば、明日治るわ」のひと言だけだったというのです。</p>
<p>　普通のお母さんだったら「誰がそんな顔にしたがけ！！」と怒って、怪我をさせた子供と親に謝罪をさせるのが今は一般的になっています。ところが、上田さんの奥さんは「顔洗って！」の一言ですべて終わり。私は「上田さんなんて素晴らしい奥さんをお持ちなんですか」と賞賛した。上田さんの奥さんのような人を高い見識を持つ本当に「賢い」親というのだと思います。</p>
<p>　顔に泥痕ができた現場では、きっと子供同士で「ごめんね、痛くない？」「なーんいいよ」と、謝り許し合い解決してきたのではないでしょうか。子供はこうして仲間関係を作り、親友と呼べる友達も作ってきたのではないでしょうか。親がもしぶり返せば、関係はこじれるに違いありません。昔の母ちゃんたちは「つば付けときゃ治る」とよく言ったものです。</p>
<p>　私は保育園の保護者会でよく講演します。職員室で園長先生から、「親が子供の膝小僧の擦りむき傷のような些細な怪我の原因にこだわり、保育氏を詰問して困らせる」という話をよく聞きます。「いつ　どんなときに　誰が相手なの！」と。大事故ならともかく小さな怪我でもそのようなのです。このことは子供がしっかり育つ保育にとって重要な問題なので、講演の終盤の部分で「小さい危険や怪我は子育ての宝ですよ」「我が子の安全や健康だけを考えていては、我が子すら育ちません」と伝えます。</p>
<p>　平塚らいちょうは「原始女性は太陽だった」と有名な言葉を残しています。生命を産み育てる女性こそ、そして母こそ、すべての子供たちが幸せに育つように願って高い見識を持ち生きて欲しいと思うのです。上田さんの奥さんのような「肝っ玉母さん」に乾杯！</p>
<p>　さて、このコラムは月に１回書きます。私はインターネットをいまだに使わない化石のような暮らしをしています。ですからこのコラムは読んでいただくだけです。どうしてもお悩みの相談があれば、著作２冊を読んで感想を書いて編集部にお届けください。
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		<title>私らしい出産と安産について</title>
		<link>http://kosodate.toyama.to/column/archives/17</link>
		<comments>http://kosodate.toyama.to/column/archives/17#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 17 Jan 2008 10:32:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[母乳育児相談室　ひまわり助産院 土居和代助産師]]></category>

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		<description><![CDATA[
はじめまして。射水市（旧小杉町）で母乳育児相談室ひまわり助産院を開業しています、助産師の土居和代です。有名な先生方に混ざり、私が助産師コーナーを担当してよいかしら？と思っていましたが、何事もチャレンジ！日々勉強中の助産師だからこそできる事もあるのでは？と思い、担当させて頂くことになりました。私の経験や勉強から、少しでもお役に立てるお話ができたらいいなと思っています。また、私自身も皆さんから学びながら一緒にこのコーナーを共有できたらいいなと思っています。
難しいことは吉本先生に聞くことにして（笑）、あまり堅苦しくなく、楽しく読んでもらえるように書きたいなと思っています。
では、１回目の内容は「出産」についてです。助産師の視点から伝えられる安産のコツについてお話したいと思います。
安産になるように…と皆さんはどのようなことをされていますか？例えば、お守りをもつ・安産祈願する・腹帯をまく・ヨーガやエアロビクスをする・お灸をする等色々な方法がありますね。どれも安産のコツだと思います。では、どういう点で安産のコツになるのかをお話していきたいと思います。
まずは、神頼み！助産師が神頼みって…と言われるとそうですが、私は大事なことだと思います。妊娠中は無事に出産できるかなとか出産や妊娠経過それ自体に漠然とした不安があると思います。そんな時に、頼りになる存在があるだけで安心できるものです。その頼りになる存在が、旦那さんだったり、母親だったり、友人だったりすると思いますが、それが神様になるという話だと思います。不安をかるくして、ゆったりとした気持ちでお産に望めることこそ、安産の近道ではないでしょうか。また、腹帯を巻くという風習も日本古来伝わるもので、戌の日安産の犬にあやかって祈願するものです。家族みんなで安産を一緒に願うことは、お腹の赤ちゃんと向き合い、家族も妊娠を実感できるいい機会になるのではと思います。家族からのサポートも大事な安産のポイントですから、家族にも実感してもらうのは大事なことですよね。

次は、日ごろから体を動かしておくこと大切ですね。お産は体力勝負！なところがあります。痛みを乗り越える為に、エネルギーをたくさん使います。そんな時にすぐにばててしまっては、分娩所要時間が長くなってしまいます。運動方法はどんな方法でも構いません。歩くのが好きな方は、ウォーキングでもいいでしょうし、みんなで楽しみたい方はエアロビやヨーガも良いですね。時間がない方は、掃除や料理の合間にちょっと工夫して体を使うなど、体力をつけることが大切だと思います。富山県は車社会ですよね。歩くという事が特に少ないと思います。歩くことは、体の負担も少ないですし、気分転換にもなり、妊娠後期では子宮口の準備も促され、お金もかからないので、良いことづくしでお勧めです。
助産師だから気付くアドバイス、それは体を冷やさないことです。お産を介助させてもらっていて経験することなのですが、足が冷たい人は時間がかかる方が多いように思います。冷え性の方やクーラーや冷たい食べ物で体を冷やしている方、靴下や腹巻をしていない方に多いように思います。この対策は、簡単！腹巻をする・長い靴下を履く（それでも冷える方は、５本指ソックスや２枚履きがお勧めです）・温かい食べ物や体を温めてくれる食物をとる・体の冷えに目をむけ敏感になることだと思います。また、安産のツボである、三陰交（足首の内側のくるぶしから指３～４本上で押してみて痛いところ）を押してみたり、お灸をすえたりするのもいいですね。入浴も、シャワーで済ませないでしっかり風呂ツボに入り、芯まで体を温めることも大事です。自分の体に向き合い、大切にすること、自分の体に敏感になることで安産に近づけます。
最後に、ぜひお勧めしたいことはイメージトレーニングです。バースプランを立てることも、イメージトレーニングに役立ちますね！どのように過ごし、どのように産み、誰とどの様にして痛みを乗り越え出産するかなど自分のお産のイメージを持つこと、これも安産のコツです。想像できないことや、予期しないことが起こると人は不安になるものです。お産は陣痛という痛みも伴うわけですから、経験したことがない痛みに不安になります。そんなとき、何度もイメージトレーニングしておくと、落ち着いて乗り越えられるのです。また、なかなかイメージできないときは、是非助産師とお話してください。どこがイメージできないのかを聞いてください。そうすることで、不安に思っていることも解消できるのではないでしょうか？また、お産する病院の助産師と仲良くなってください。お話したことがある助産師は、ぐっと身近に感じられるはず。妊婦検診やクラスなどを利用して、色々な話ができるといいですね。
そして、お腹の中の赤ちゃんもイメージしてください。イメージできない方は、積極的に話しかけてください。赤ちゃんはよ～くママの話を聞いています。「おはよう」とか「美味しいね」とお腹をさすりながら話しかけることで、赤ちゃんも敏感にママに反応し、一緒に頑張ってくれるはず。また「きれいな立山だね」と一緒に感動を共有できたら、もっと一体感を感じ、ママも赤ちゃんの存在を意識しながらお産のときに一緒に頑張ることができると思います。きっと、自分でも知らなかった素敵なパワーが出てきますよ！
ママとパパ、赤ちゃん、そして家族、みんなのお産。そのお産１つ１つが素敵なお産になるよう、私らしい、私が望むお産ができたら、きっと素敵な出産だと思います。そして、そのお産が、安産でありますように。

]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div style="font-size:15px;line-height:1.5em">
はじめまして。射水市（旧小杉町）で母乳育児相談室ひまわり助産院を開業しています、助産師の土居和代です。有名な先生方に混ざり、私が助産師コーナーを担当してよいかしら？と思っていましたが、何事もチャレンジ！日々勉強中の助産師だからこそできる事もあるのでは？と思い、担当させて頂くことになりました。私の経験や勉強から、少しでもお役に立てるお話ができたらいいなと思っています。また、私自身も皆さんから学びながら一緒にこのコーナーを共有できたらいいなと思っています。</p>
<p>難しいことは吉本先生に聞くことにして（笑）、あまり堅苦しくなく、楽しく読んでもらえるように書きたいなと思っています。</p>
<p>では、１回目の内容は「出産」についてです。助産師の視点から伝えられる安産のコツについてお話したいと思います。</p>
<p>安産になるように…と皆さんはどのようなことをされていますか？例えば、お守りをもつ・安産祈願する・腹帯をまく・ヨーガやエアロビクスをする・お灸をする等色々な方法がありますね。どれも安産のコツだと思います。では、どういう点で安産のコツになるのかをお話していきたいと思います。</p>
<p>まずは、神頼み！助産師が神頼みって…と言われるとそうですが、私は大事なことだと思います。妊娠中は無事に出産できるかなとか出産や妊娠経過それ自体に漠然とした不安があると思います。そんな時に、頼りになる存在があるだけで安心できるものです。その頼りになる存在が、旦那さんだったり、母親だったり、友人だったりすると思いますが、それが神様になるという話だと思います。不安をかるくして、ゆったりとした気持ちでお産に望めることこそ、安産の近道ではないでしょうか。また、腹帯を巻くという風習も日本古来伝わるもので、戌の日安産の犬にあやかって祈願するものです。家族みんなで安産を一緒に願うことは、お腹の赤ちゃんと向き合い、家族も妊娠を実感できるいい機会になるのではと思います。家族からのサポートも大事な安産のポイントですから、家族にも実感してもらうのは大事なことですよね。</p>
<p><img align="right" src="http://kosodate.toyama.to/column/files/2008/03/illust_walking.gif" /><br />
次は、日ごろから体を動かしておくこと大切ですね。お産は体力勝負！なところがあります。痛みを乗り越える為に、エネルギーをたくさん使います。そんな時にすぐにばててしまっては、分娩所要時間が長くなってしまいます。運動方法はどんな方法でも構いません。歩くのが好きな方は、ウォーキングでもいいでしょうし、みんなで楽しみたい方はエアロビやヨーガも良いですね。時間がない方は、掃除や料理の合間にちょっと工夫して体を使うなど、体力をつけることが大切だと思います。富山県は車社会ですよね。歩くという事が特に少ないと思います。歩くことは、体の負担も少ないですし、気分転換にもなり、妊娠後期では子宮口の準備も促され、お金もかからないので、良いことづくしでお勧めです。</p>
<p>助産師だから気付くアドバイス、それは体を冷やさないことです。お産を介助させてもらっていて経験することなのですが、足が冷たい人は時間がかかる方が多いように思います。冷え性の方やクーラーや冷たい食べ物で体を冷やしている方、靴下や腹巻をしていない方に多いように思います。この対策は、簡単！腹巻をする・長い靴下を履く（それでも冷える方は、５本指ソックスや２枚履きがお勧めです）・温かい食べ物や体を温めてくれる食物をとる・体の冷えに目をむけ敏感になることだと思います。また、安産のツボである、三陰交（足首の内側のくるぶしから指３～４本上で押してみて痛いところ）を押してみたり、お灸をすえたりするのもいいですね。入浴も、シャワーで済ませないでしっかり風呂ツボに入り、芯まで体を温めることも大事です。自分の体に向き合い、大切にすること、自分の体に敏感になることで安産に近づけます。</p>
<p>最後に、ぜひお勧めしたいことはイメージトレーニングです。バースプランを立てることも、イメージトレーニングに役立ちますね！どのように過ごし、どのように産み、誰とどの様にして痛みを乗り越え出産するかなど自分のお産のイメージを持つこと、これも安産のコツです。想像できないことや、予期しないことが起こると人は不安になるものです。お産は陣痛という痛みも伴うわけですから、経験したことがない痛みに不安になります。そんなとき、何度もイメージトレーニングしておくと、落ち着いて乗り越えられるのです。また、なかなかイメージできないときは、是非助産師とお話してください。どこがイメージできないのかを聞いてください。そうすることで、不安に思っていることも解消できるのではないでしょうか？また、お産する病院の助産師と仲良くなってください。お話したことがある助産師は、ぐっと身近に感じられるはず。妊婦検診やクラスなどを利用して、色々な話ができるといいですね。</p>
<p>そして、お腹の中の赤ちゃんもイメージしてください。イメージできない方は、積極的に話しかけてください。赤ちゃんはよ～くママの話を聞いています。「おはよう」とか「美味しいね」とお腹をさすりながら話しかけることで、赤ちゃんも敏感にママに反応し、一緒に頑張ってくれるはず。また「きれいな立山だね」と一緒に感動を共有できたら、もっと一体感を感じ、ママも赤ちゃんの存在を意識しながらお産のときに一緒に頑張ることができると思います。きっと、自分でも知らなかった素敵なパワーが出てきますよ！</p>
<p>ママとパパ、赤ちゃん、そして家族、みんなのお産。そのお産１つ１つが素敵なお産になるよう、私らしい、私が望むお産ができたら、きっと素敵な出産だと思います。そして、そのお産が、安産でありますように。
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